日本　Japan

　ユーラシア大陸の東側沖合、北西太平洋上にある立憲制と象徴天皇制をとる民主主義国。
　正式国名は日本国だが、通常は日本とよぶ。
　発音は「にほん」が多いが、対外的につかうローマ字表記ではNippon(にっぽん)である。
　英語のJapan、フランス語のJaponなどは、マルコ・ポーロの「東方見聞録」にあるジパングに由来し、中国語での発音が元になっているといわれるが、定説ではない。
　国旗(日章旗、日の丸)、国歌(君が代)は現憲法ではとくに規定はなく、慣行的に、また実質的にみとめられていたが、1999年(平成11)に「国旗及び国歌に関する法律」で法制化された。
　小さな無人島までふくめると6800をこえる島からなる典型的な島国で、北方領土をふくむ総面積は37万7837km2

　国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)

♪国歌を聞く

 

　　　　　　　　　国旗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

国旗の由来
　戦国時代の武将の軍旗などに用いられ、「日の丸」「日章旗」と呼ばれている国旗は、太陽が昇るイメージをデザインしています。

　基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)

首都　東京
面積　37万7837km2
人口　1億2743万5000人(2002年10月1日現在)
言語　日本語
通貨　円

日本からの移動
成田〜成田
移動時間 ０時間

　国花と国鳥

国花
ヤマザクラ
　サクラ(桜)　Japanese Flowering Cherry　
　日本の春をいろどり、花木の代表とされるバラ科サクラ属の落葉高木群。
　早春になると開花予想がだされ、やがて南から北へ日本列島をピンク色にそめあげていくサクラは、日本人にもっともよく知られた花である。
　サクラといえばだれでも、ソメイヨシノを思いうかべるが、サクラはそれにとどまらない。
　山間の野生のサクラ、庭のサトザクラ、しだれる古木、日本のサクラの世界は深くて多様である。

山桜の写真

国鳥
キジ
　キジ(雉)　Pheasant　古くから姿・食味を愛され、日本の国鳥とされる尾羽の長いキジ科の鳥。
　オスの全長は80〜90cm。
　その半分以上が尾羽である。
　金属光沢のある緑色の羽をもち、目のまわりには赤い肉垂がある。
　頭の両側には羽毛がたっていて、耳のようにみえる。
　長い尾羽には縞(しま)模様がある。
　メスはずっと地味な羽色で尾羽も短く、全長55〜65cm。

キジ(雉)の写真

　観光名所

富士山
　山梨県忍野村方面からみた冬の富士山。
　吉田大沢(写真の山体中央)が山頂から放射状に北側斜面をきざむ。
　富士山は本州のほぼ中央部にそびえる日本の最高峰(3776m)で、古来より日本一の名山としてしたしまれ、日本のシンボルとして世界的に有名。
　1955年(昭和30)、伊豆をふくむ富士箱根伊豆国立公園に指定される。
　7〜8月のシーズンには多くの登山者がおとずれる。

富士山の写真。

　登録された世界遺産
世界遺産巡りより

・ 法隆寺地域の仏教建造物 →　詳細(写真付き)
・ 姫路城 →　詳細(写真付き)
・ 屋久島 →　詳細(写真付き)
・ 白神山地 →　詳細(写真付き)
・ 古都京都の文化財（京都市、宇治市、大津市） →　詳細(写真付き)
・ 白川郷・五箇山の合掌造り集落 →　詳細(写真付き)
・ 原爆ドーム →　詳細(写真付き)
・ 厳島神社 →　詳細(写真付き)
・ 古都奈良の文化財 →　詳細(写真付き)
・ 日光の社寺 →　詳細(写真付き)
・ 琉球王国のグスク及び関連遺産群 →　詳細(写真付き)
・ 紀伊山地の霊場と参詣道(奈良県、和歌山県、三重県)　→　詳細（写真付き）
・ 知床 → 詳細（写真付き）
・ 石見銀山　→　詳細(写真付き)

　この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より

 ツルのおんがえし
・たすけたツルが、布をおっておんがえし。

 カチカチ山
・わるいタヌキを、ウサギがこらしめるお話し。

 花咲じいさん
・「ここほれワンワン」「ここほれワンワン」

金太郎
・あしがら山の金太郎登場。

 浦島太郎
・カメを助けた浦島さんが、助けたおれいに竜宮城へ。

 桃太郎
・桃から生まれた桃太郎が、おともをつれて鬼退治。

 したきりスズメ
・大きなつづらと小さなつづら、どちらがいいですか？

 かぐやひめ
・竹から生まれたかぐやひめ。やがて、月へ帰ることに。

 サルカニ合戦
・♪はーやく、めをだせ、カキのタネ。

 一寸法師
・小さな一寸法師。打ち出の小槌で立派な若者に。