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福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 六月
2匹のイヌ
两条狗
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
ある人が、2匹のイヌを飼っていました。
有个人,养了两条狗。
1匹は猟に連れて行く為に訓練し、もう一匹は番犬にしました。
一条是为了带去打猎而驯养,另外一条用作看门狗。
さて、主人は猟犬を連れて猟に出かけ獲物を捕って帰るたびに、必ず番犬にも獲物を少し分けてやるのでした。
再来,主人带着猎狗出去打猎,每次捕获到猎物回去时,必定也会把稍少的猎物分给看门狗。
猟犬は不平顔で、番犬に言いました。
猎狗一副愤慨的脸色,对看门狗说。
「いつだって、ぼくだけ猟に行かされてさんざん苦労してるのに、きみは家で『のほほーん』としていて、ぼくが働いてかせいできたごちそうを、ぱくぱく食っちまうんだからな」
每次都是,让我去打猎,拼命操劳的说,而你就在家,悠然自得,把我劳苦而赚到的大餐,一口一口的吃掉。
番犬は、答えました。
「いやあ、きみ、ぼくを責めるのは間違いだよ。不平はご主人に言ってくれ。自分で働かないですねかじりをする様に、ぼくを仕込んだのは、あの人なんだから」
看门狗,回答道。等等,你来责备我,这不对啊。怨怼请跟主人讲,自身不要工作,像米虫一样,将这些传授给我的,是那个人啊。
子どもについても、同じ事が言えます。
对于小孩子来说,也是同一回事。
すぐになまける子、すぐに忘れ物をする子、あまり勉強しない子などは、原因はその子どもの親にある場合が多いのです。
一下子就倦怠的孩子,一下子就把什么东西忘记了的孩子,不太爱用功的孩子,原因归咎于那个孩子的父母的情况有很多。
「子は親の鏡」という、有名な言葉があります。
话说,孩子是父母的镜子,有这种有名的谚语。
親は子どもを注意する前に、自分自身を見直してみましょう。
父母叫孩子注意之前,试着先检讨一下自己本身。
おしまい
结束
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