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福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 八月
農夫とオオカミ
农夫与狼
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
ウシを使って畑を耕していた農夫が、ウシを畑を耕す道具のすきからはずして、水を飲ませに連れて行きました。
用牛耕田的农夫,把牛从耕田用的道具犁中放了出来,带着去喝水。
その間に、お腹の空いたオオカミがエサを探しながらやって来て、そこに置いてあるすきを見つけて寄ってきました。
其间,饿肚子的狼,找寻食物而前来了,看见了放置着的犁靠近了过来。
オオカミは始めはすきの首かせの内側をちょろちょろと舐めていましたが、知らず知らずのうちに奧まで首を突っ込んで、首かせにはまってしまったのです。
虽然狼一开始是来回的舔着犁首枷的内侧,但在不知不觉间,将头朝里面给伸了进去,给首枷卡住了。
首が抜けなくなったオオカミは、そのまますきを引きずって畑の中を行ったり来たりしました。
头变得拔不出来的狼,就那样牵引拖扯着犁,在田里来回走动。
水飲み場から戻って来て、これを見た農夫はこう言いました。
从喝水的地方回来,看到了这个的农夫。
「この根性曲がりめ! いくら畑を耕して見せたって、ドロボウを止めなきゃ駄目だぞ!」
你这个性格偏屈的家伙,无论怎样的耕田做给我看,贼人就是不行停手吧。
このオオカミと同じ様に、悪人が良い人のふりをして見せても、誰からも信用してもらえないものです。
同这只狼一样,坏人即使做出好人的样子给人看,也不会从任何人哪里得到信任。
おしまい
结束
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