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7月21日の日本民話
(7月21日的日本民間故事)
コイのお腹から出た黄金の鏡
鯉腹黃金鏡
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、高知のある村に、高見亀居(たかみかめおり)という侍が住んでいました。
到好久以前、高知一個村上、一個喊高見亀居的武士就住到的。
亀居(かめおり)は釣りが大好きで、浅吉(あさきち)と勘六(かんろく)という二人の使用人に魚を入れるかごとお酒が入ったひょうたんを持たせては、近くの川へ釣りに出かけました。
龜居喜歡釣魚、這天就又帶到兩條順從、分別是淺吉和勘六、一條提簍一條提酒、這就到河頭下杆去了。
ある日の事、年を取った浅吉が言いました。
有天這魚就緊不來、淺吉看老大一直魚㫘上鉤。
「だんなさま。今日は、ピクリとも来ませんな」
也就講今天這魚運不好。
「ふむ。酒もなくなった事だし、帰るとするか」
主人一看也是、心想也酒也吃完了、緊留到河邊吹冷風也不是甚麼好案子、準備收杆了。
亀居が言うので、浅吉が帰り支度をはじめました。
這就下面人開始收拾東西了。
すると勘六が持っていたさおが、急に激しく引っぱられたのです。
突然、這魚是曉得人要走了啊、一下出來了。
「おおっ! かかった、かかった! だんなさまー!」
水面激盪、魚來了!
勘六の声に、亀居は急いでさおを引き取りました。
聽到下人到䛥有魚、武士這一下就是杆子上手了。
「よくやった。これは大物じゃ。しかし、なかなかの強敵じゃ」
是條大傢伙!好大!這上來都是問題啊。
力まかせに釣りあげれば、釣り糸が切れるか、さおが折れてしまいます。
若是用蠻力舞、不是斷線就是折杆、還要慢到慢到來。
そこで亀居は辛抱強く、相手が弱るのを待ちました。
這就武士和魚王來回拉扯。
やがて姿を現した魚は、五、六十センチほどの大きなコイでした。
好傢伙、魚王上水了、有條差不多半米多。
亀居が手元まで上手に引き寄せると、勘六がアミですくって岸へあげました。
龜居慢慢幫魚王往手邊扯、兩個隨從就打下手去捕、網子一灑、岸上拖。
いつの間にか日は暮れていましたが、不思議な事に、かごの中に入れたコイのうろこが月の光にキラキラと輝いて、ちょうちんの様に足元を明るく照らしてくれるのです。
一條大魚、搞的天都黑了、但是這魚也奇、這鱗片過就一直閃、跟發到光樣的、幫路上全照到的。
そして家に帰ると亀居は、さっそくコイを勘六に料理をさせました。
回去𤏪魚肉、這隨從勘六就馬上下刀。
すると、コイのお腹を開いた勘六が、
跟到就是幫魚肚子一切。
「あっ!」
と、声を上げました。
就聽到勘六一聲䛥。
なんとコイのお腹の中から、小さな手鏡が出てきたのです。
「だんなさま、これを」
原來是這魚肚裡面藏寶鏡、
不曉得具體來頭是條甚麼卵。
勘六はあわてて、その手鏡を亀居のところへ持っていきました。
等鏡子交起主人手。
「これは、すごい!」
一眼識貨了。
その手鏡の裏は黄金で出来ていて、そこから発するまばゆい光りが部屋中を明るくしたのです。
不僅這鏡子鑲金、還能夠發金光、幫屋裡都照亮完了。
亀居は、この不思議な手鏡を家宝として、とても大切にしたそうです。
後面這奇遇得來的鏡子就被亀居當成是傳家寶、一代代過好生傳落去。
おしまい
结束
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