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牛のお話し 第 2 話

ウシのはなぐり

牛の鼻ぐり

おりがみをつくろう ( おりがみくらぶ より)
牛の折り紙うし  はなぐりの折り紙鼻ぐり(ゆびわ)

♪音声配信
スタヂオせんむ

 むかしむかし、きっちょむさんと言う、とてもゆかいな人がいました。
 きっちょむさんは、あまりお金持ちではありませんが、お金がなくなってくると、ヒョイと、いい知恵が浮かんでくるのです。
 ある日の事、きっちょむさんは畑仕事をしながら、町へ行く通りがかりの人を呼び止めては、
「すまんが、町のあらもの屋で、ウシのはなぐりを買ってきてほしいんじゃ。数は、いくつあってもいい。値段は、なんぼ高くてもかまわん」
と、変な事を頼みました。
 みんなが引き受けてくれましたが、帰ってきて、
「あいにく、売り切れとるそうじゃ。ウシの鼻につなを通す、はなぐりの輪など、めったに売れるもんではないから、ふだんはおいてないそうじゃ」
「おれもずいぶん探したが、一つもなかった。『今日はいく人も、はなぐりを欲しいという人がきた。こんな事なら、たくさん、しいれておけばよかった』と、くやしがっとったわい」
と、口々にいいました。
「それはどうも、すまん事じゃった」
 きっちょむさんは、ガッカリするどころか、喜びながら家に帰りました。
 さて次の朝、きっちょむさんは、作ってためておいたウシのはなぐりを、町へかついで行って、
「ウシのはなぐりはいりませんか?」
 町中のあらもの屋をまわりました。
「これはいいところにきてくれた。いくつでもおいていってくれ」
 昨日、もうけそこなっているので、どこのあらもの屋でも、喜んでしいれてくれました。
「さあ、これで、昨日のお客が来てくれれば、ひともうけできるぞ」
 あらもの屋は、もうけのそろばんをはじきましたが、ウシのはなぐりは、さっぱり売れません。
 もうかったのは、きっちょむさんだけでした。

おしまい

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