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4月14日のイソップ童話
カラスと水差し
のどがカラカラに乾いたカラスが水差しを見つけ、喜んで水差しに向かいました。
しかし水差しには、水が少ししか入っておらず、カラスのくちばしでは、とても水面まで届きません。
それでもカラスはあきらめる事なく、あらゆる方法を試しました。
しかし、その努力のかいもなく、全てが失敗に終わりました。
でも、カラスはまだあきらめません。
「考えろ、考えろ、あきらめては駄目だ。きっと何か良い方法が。・・・あっ、そうだ!」
ある名案を思いついたカラスは、集められるだけの石を集めると、それを一つ一つくちばしで水差しの中へ落としていきました。
すると水差しの水位は、石を入れた分だけ増えて行き、ついにカラスのくちばしまで届いたのです。
最後まであきらめずに頑張ったカラスは、こうして命を長らえる事が出来たのでした。
「必要は発明の母」と言います。
どんなに難しい事も、あきらめずに頑張れば、必ず成功します。
おしまい
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