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      8月18日の日本民話 
         (8月18日的日本民間故事) 
          
         
  お釈迦さまとオニ (健全普通話版) 
  佛與鬼 
   
  ・日本語 ・日本語&中国語 
      
      
      むかしむかし、鬼が人をさらっては食べてしまうので、人々は大変困っていました。 
        在很久很久以前、就那個鬼還會抓住人來吃的時代、就為這事呀、那可是叫當時的人類先生們為此是焦頭爛額極了呢。 
         
      その事を知ったお釈迦(しゃか)さまは、鬼たちを呼びつけると、まっ黒くなるまでいったマメを渡して言いました。 
      所以說呀、在一位叫做悉達多的佛者知道了這件事之後、當即就是在自己的面前給叫來了鬼、然後呢、又是交給了人家一大袋子黑的跟炭一樣的大豆。 
       
      「このマメを畑にまき、マメから芽(め)が出るまでは、決して人を食べてはいかんぞ」 
      還請把這些個豆种都撒在田地裡播種吧、記住了、直到了豆子發芽的那一天、在這期間是絕對不能吃掉世界上的任何一個人。 
       
      「では、マメから芽が出れば、人を食べてもいいんですね」 
      這意思、那就是說只要豆子發了芽之後、我們就可以吃人咯? 
       
      「そうだ。マメから、芽が出ればな」 
      沒錯、但條件就是豆子它必須要先發芽。 
       
      そこで鬼たちは毎日畑に行って、熱心にマメに水をかけ続けました。 
      於是乎呀、當初是被給叫去了佛者面前的那一群鬼、人家還真是都蠻有心的呢、一個個都是每天撒下了豆種後並熱情澆灌起了農田。 
       
      いったマメからは芽が出るはずはありませんが、鬼の努力が実ったのか、なんと一ヶ月後にいったマメから芽が出てきたのです。 
      雖然這是一袋黑豆子、而且一看就知道這些都是給人使了壞心眼全部已經炒糊過了的那種、可就豆子們硬是不敵眾鬼有心呀、就這炒成黑炭似的豆子呀呢、一個個的、也是就在一個月後一樣的也給鬼眾們是發起了茁壯的嫩芽。 
       
      鬼たちは喜んでその事をお釈迦さまに知らせに行きましたが、困ったお釈迦さまは、 
      鬼眾們很是高興、連忙的就是給跑到了佛者那邊去給佛是交待了這檔子事、可此時的悉達多就很納悶呀。 
       
      「今日はいそがしくてて、見に行けない。明日は必ず行くから、待っておれ!」 
      今天的我還很忙呢、沒時間去你們的豆子田裡看、明天吧、等時間到了明天我就一定會來準時驗收的! 
       
      と、鬼たちをひとまず帰しました。 
      就這樣使了一個緩兵之計是把這一群鬼們給打發了回去後。 
       
      「それにしても、いったマメから芽が出てくるとはな。さて、今晩中にマメの芽をなくさなければ、大変なことになる」 
      天啦天啦、這可是為甚麼呀、給我炒成了黑炭的豆子們竟然都是給那群鬼們种出了芽、不行不行、就是今天這個晚上、我就非得把那些個嫩芽全部的不都消滅掉不行呢、若是留著它們、那禍端可就大了去呀。 
       
      そこでお釈迦さまは、ネズミたちを呼ぶと言いました。 
      就這樣呀、佛者悉達多就又是在自己面前的給喚來了一群老鼠們。 
       
      「お前たち、今すぐ鬼の畑に行って、マメの芽を根っこから食べてこい」 
      喂喂喂、就你們呀、現在就請立即的給我前去到那群鬼的豆子田裡、記住了呀、一定是要把那些豆子的嫩芽都給我全部吃光光呢。 
       
      次の日、お釈迦さまは鬼の家に行って言いました。 
      又等這時間是來到了第二天、佛者看來是抽出了空閒、前來到了這鬼眾們的家裡面來了。 
       
      「お前たちの畑を見てきたが、畑には一本の芽も出ていないぞ。さては人を食べたくて、うそをついたな!」 
      哼、盡給我說謊騙人!我剛剛已經是去驗收過你們的豆子田了、可那些豆子田呀、不就全是一點豆芽都沒有長出來嗎、為了要想急著吃人、就可以使出這種下三濫的下流把戲來嗎! 
       
      しかられた鬼たちは、首をひねりました。 
      就這幾句話、硬是把這一群的鬼眾們全都給聽懵了呀、一個個歪起了脖子、心裡想著、不可能呀、難道我們這麼多人都看錯啦? 
       
      「おかしいな。確かに、マメから芽が出たはずだが」 
      「這真可是太太太奇怪了呀、我就記得明明我們不是都看到了田裡的豆芽都已經長出來了嗎」 
       
      そこで鬼たちが畑に確かめに行くと、近くの木に止まっていたカラスが言いました。 
      也就是在眾鬼們看向了自己田地現在這幅模樣後的驚訝之際、一隻停留在附近樹上的黑烏鴉是開始說起了大實話。 
       
      「マメの芽なら、さっきお釈迦さまのネズミが来て、全部食べて行ったよ」 
      豆子的芽呀、早就都是給那位佛叫來的老鼠們給吃光光咯。 
       
      それを聞くと、鬼たちは怒って、 
      真等就是聽聞了這個消息之後呀、眾鬼們是大怒了。 
       
      「お釈迦さまがネズミを出してマメの芽を食べさせたなら、俺たちはネコを出してネズミを食わしてやる」 
      若是那位佛者就選擇陰著跟我們這樣幹、那我們也就陪著他這樣的玩、你既然已經是用老鼠吃光了我們的豆芽、那就也不要怪我們呼喚來貓眯吃掉你的這群老鼠了。 
       
      と、ネコを出してネズミを食べるように命令したのです。 
      鬼將們這就立即是給喚來了貓咪大軍對其下了命、那就是以後一旦看到了老鼠就都要把它給吃光光。 
       
      そんなわけで今でも、ネコはネズミを追いかけるのです。 
      而也就是有著以上的這個脈絡在呀、所以說、到了這今天、就這貓咪先生還是會一直的追著小老鼠們、是逮住後不放開呢。 
      おしまい 
        结束 
         
        ↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓ 
         
        お釈迦さまとオニ 
        盤(𠽲)鬼 
      むかしむかし、鬼が人をさらっては食べてしまうので、人々は大変困っていました。 
        到好久以前這小魚吃蝦米、大魚吃小魚、那這鬼也就吃人。 
         
その事を知ったお釈迦(しゃか)さまは、鬼たちを呼びつけると、まっ黒くなるまでいったマメを渡して言いました。 
這事釈迦的耳朵裡面一傳就講要救鬼了、這任何生物就都有天敵、若鬼立與這世界的頂端、那鬼的天敵也就成了鬼、為了防止鬼吃鬼、佛祖這過就甩了鬼一袋子大豆。 
 
「このマメを畑にまき、マメから芽(め)が出るまでは、決して人を食べてはいかんぞ」 
跟鬼交待了個任務要他去种田、講是這袋子大豆㫘發芽之前是都不準吃人。 
 
「では、マメから芽が出れば、人を食べてもいいんですね」 
那這鬼就講、若是我种發芽了就可以吃了是吧。 
 
「そうだ。マメから、芽が出ればな」 
對頭、只要發芽。 
 
そこで鬼たちは毎日畑に行って、熱心にマメに水をかけ続けました。 
這鬼就天天下地、完成好這佛祖過自己的任務。 
 
いったマメからは芽が出るはずはありませんが、鬼の努力が実ったのか、なんと一ヶ月後にいったマメから芽が出てきたのです。 
哪曉得這其實根本就是一袋炒過的豆子、故意讓鬼种不出、讓別個悟、但鬼不騙人、也就不曉得這世人有騙人的人、硬是辛苦了一個月、也不曉得是不是感動了上天、這豆子過都開始發芽了。 
 
鬼たちは喜んでその事をお釈迦さまに知らせに行きましたが、困ったお釈迦さまは、 
鬼這就跑到佛祖面前講自己完成了任務、還好高興、到邀功、佛祖就想這是甚麼卵? 
 
「今日はいそがしくてて、見に行けない。明日は必ず行くから、待っておれ!」 
就講今天忙、明天就去你屋田裡面驗收。 
 
と、鬼たちをひとまず帰しました。 
讓鬼過先回去了。 
 
「それにしても、いったマメから芽が出てくるとはな。さて、今晩中にマメの芽をなくさなければ、大変なことになる」 
至於這炒過的豆子為甚麼會發芽、也許是天讓自己悟、但佛也㫘細想、曉得的只是這豆子發了芽、那就要夾卵了。 
 
そこでお釈迦さまは、ネズミたちを呼ぶと言いました。 
佛祖這就又斥老鼠。 
 
「お前たち、今すぐ鬼の畑に行って、マメの芽を根っこから食べてこい」 
講要行別個賞賜、我喊鬼專門幫你种了塊田、現在這裡面全是豆子的嫩芽、你們若是現在不去吃、等老了味道就不好了。 
 
次の日、お釈迦さまは鬼の家に行って言いました。 
這就第二天、佛祖幫鬼屋裡面門一䯨。 
 
「お前たちの畑を見てきたが、畑には一本の芽も出ていないぞ。さては人を食べたくて、うそをついたな!」 
講這鬼講鬼話、自己去田裡面看一眼是一根芽都㫘發、講這鬼也太不老實了、急到想吃人就變到法子亂搞、屎盆子這就鬼腦鬠上面一扣。 
 
しかられた鬼たちは、首をひねりました。 
鬼一下就腦鬠一歪。 
 
「おかしいな。確かに、マメから芽が出たはずだが」 
不對啊、我昨天都看到全部發芽了啊。 
 
そこで鬼たちが畑に確かめに行くと、近くの木に止まっていたカラスが言いました。 
鬼這就也去田裡面看、別個烏鴉看這鬼太老實、想也是著孽。 
 
「マメの芽なら、さっきお釈迦さまのネズミが来て、全部食べて行ったよ」 
剛剛來了潽老鼠、幫你屋田全部喍完的、那個派的你違不曉得啊。 
 
それを聞くと、鬼たちは怒って、 
鬼這過就懂了、生起了悶氣。 
 
「お釈迦さまがネズミを出してマメの芽を食べさせたなら、俺たちはネコを出してネズミを食わしてやる」 
爹弄不了你的人還弄不了你的狗啊、我不怕你不來、你只要敢出手、就等同承認這事是你搞的、幾條老鼠、值? 
 
と、ネコを出してネズミを食べるように命令したのです。 
這過就呼一群貓幫吃了自己豆芽的老鼠全部清乾淨了。 
 
そんなわけで今でも、ネコはネズミを追いかけるのです。 
貓這就跟了鬼、餐餐都有老鼠吃、而老鼠從了佛、只嚐了一次甜頭這以後卻都要蒙受滅頂之災。 
      おしまい 
          结束 
         
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