福娘童話集 きょうの日本民話 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
     12月24日の豆知識

366日への旅
きょうの記念日
クリスマスイブ
きょうの誕生花
宿木(やどりぎ)
きょうの誕生日・出来事
1968年 藤崎あや (歌手)
 12月24日の童話・昔話

福娘童話集
きょうの日本昔話
思いやり(吉四六さん)
きょうの世界昔話
3つの願い
きょうの日本民話
生けどられたカミナリ
きょうのイソップ童話
猟師とライオン
きょうの江戸小話
鳥目(とりめ)
きょうの百物語
怒った石灯篭
 


福娘童話集 > きょうの日本民話 > 12月の日本民話 > 生けどられたカミナリ

12月24日の日本民話

生けどられたカミナリ

生けどられたカミナリ
三重県の民話三重県情報

 むかしむかし、赤須賀(あかすが)という町へ、大雨とともにカミナリが井戸の中へ落ちました。
 村人たちがビックリして井戸の中をのぞいてみると、赤い体をしたカミナリが、
「たすけてくれー」
と、泣いていました。
「なにをいうか! 人の家をなんども焼いているくせに!」
「そうだ、お前はずっとそこにいろ!」
 村人たちは井戸にふたをして、カミナリを閉じこめてしまいました。
 カミナリは大声を出して、何度も何度も頼みました。
「お願いだ。どうか、ふたを開けてくれ。お願いだ」
 それを聞いてかわいそうになった村人は、少しだけふたを開けて言いました。
「ふたを開けてやるから、その代わりに何かいい物を残して行け」
 するとカミナリは、
「今は何一つ持っていないから、背中につけている太鼓(たいこ)を井戸に入れておこう。これを入れておくと、この井戸の水は決してかれる事はないだろう」
と、言いました。
 そしてカミナリは空へ飛んで行く時に、
「これからはこの土地へ二度とカミナリを落としませんから、どうぞご安心のほどを」
と、かたく約束しました。

 それからこの地方ではカミナリが落ちる事なく、井戸の水もかれる事がありませんでした。
 またときおり井戸の中から、太鼓の音がひびいてきたそうです。

おしまい

前のページへ戻る


きょうの日本民話
ミニカレンダー
<<  12月  >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
福娘のサイト
366日への旅
毎日の記念日・誕生花 ・有名人の誕生日と性格判断
福娘童話集
世界と日本の童話と昔話
子どもの病気相談所
病気検索と対応方法、症状から検索するWEB問診
世界60秒巡り
国旗国歌や世界遺産など、世界の国々の豆知識