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福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 七月
木たちとオリーブの木
树木们与橄榄树
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
ある時、木たちは自分たちの王さまを選んで、しっかり治めてもらわなければならないと考えました。
一时,树木们考虑选出自己的王,不让其好好的治理一下不行。
そこで、まずオリーブの木に、
「あなたが王さまになって、わたしたちを治めて下さい」
と、頼みました。
因此,首先向橄榄树。请你成为王,来管理我们吧。如是,请求。
すると、オリーブの木は、
如是,橄榄树。
「まさか。わたしは神さまからも人間からも喜ばれる、素晴らしいオリーブ油を作る木ですよ。それなのに、油を作るのを止めて木の王さまになるなんて、まっぴらごめんです」
怎么会,我可是,作出不管是神还是人类,都喜欢的,橄榄油的树啊。因此,停止做油去当树王什么的,对此感到十分抱歉。
木たちは、次にイチジクの木に頼みました。
「わたしたちの、王さまになって下さい」
するとイチジクも、
树木们,次回,拜托了无花果树。请成为我们的王。 如是,无花果也,
「まさか。わたしは甘いおいしい汁を持っていて、素晴らしい実をならせる木ですよ。それなのに、実をつけるのを止めて木の王さまになるなんて、まっぴらです」
怎么会,我是拥有着甘甜可口的汁液,结出惊艳果实的树。因此,停止结果去做树王什么的,怎么可能。
そこで木たちは、イバラの所へ行きました。
就这样,树木们,去到了荆棘的所在。
「わたしたちの、王さまになって下さい」
请成为我们的王。
「そうか。お前たちは本気でおれを王さまに選ぶつもりか。
这样啊,你们是认真的打算选择让我当王吗。
それなら、みんなおれを頼って大人しくするのだぞ。
既然如此,大家依靠着我,就得要听话。
大人しくいう事を聞かなければ、おれは火事を出して、何でもかんでも焼いてしまうからな。
覚悟しろ!」
不老老实实的听话,我就起火,不管什么都给他烧了。觉悟吧。
この後、木たちはイバラを王さまにした事を、後悔する事になります。
这之后,树木们对选择了荆棘当王这件事,变得后悔了。
これは、自分たちのリーダーは、慎重に選ばなければならないというお話しです。
这就是,大家自身的领导,不慎重的选择不行,这样的一个故事。
おしまい
结束
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