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7月3日の日本民話
(7月3日的日本民間故事)
逃げ出した相撲取り (健全普通話版)
落荒而逃的大力士
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、あるところに、とても力持ちのおじいさんがいました。
在很久很久以前、就有一處所在、在這呢就住有了一位力大無窮的老爺爺。
おじいさんは大きなお寺の釣り鐘を一人で持ち上げたり、米だわらを何びょうもかついで歩く事が出来ました。
這名老爺爺呀他的力氣可大到就連寺廟裡的大鐘也可僅憑一人之力就能輕易的舉起、而且看他扛起米袋時那可都是一肩上能疊好多重呢。
それに相撲(すもう)がとても強くて、村の若者たちが一度に五人かかっても、たちまち投げ飛ばされてしまいます。
而且人家相撲功夫也可謂是不得了、就算是村裡的年輕人五位齊上、那加起來也都不是他一個人的對手、一個個全部都是給老爺爺扔得給老遠了。
ある日の事、このおじいさんのうわさを聞いて、本物の相撲取りがやって来ました。
然而就是有一天、一位真正的相撲力士就也聽說了這位老爺爺的傳聞、於是乎呀、人家這就找上門來了。
相撲取りは、田んぼでウシを使っていたおじいさんにたずねました。
來到了村裡的田邊、大力士先到詢問起了一位正在犁著田的老人。
「おい。この村には、相撲の強いじいさんがおるそうじゃが、知っているか?」
喂喂、聽說你們這個地、有位老爺子那可是力大無窮、你能給我指個路嗎?
「はあ、まだ誰にも負けた事のない、強いじいさんがいますよ」
喔、你說他呀、人家很強的、至今為止都還沒有輸過呢。
「何! 誰にも負けた事がないだと?! じいさんのくせして、なまいきだ。わしがひねり潰してやる」
甚麼!那就是說誰也贏不了他嗎?!可只是一個老頭子而已、怎麼能誇下如此的海口、看我這就輕易的將他拿下。
相撲取りは、じまんの太い腕をブンブンと振り回しました。
此刻的力士也是有點刻意的向著面前的老人展示了一下自己粗碩的一對巨腕。
「ところでじいさん、その強いじいさんの家はどこだ?」
行了、談正事吧、快告訴我那位很強的老頭子他的家在哪兒。
「はい、はい。今教えてあげますから、ちょっと待ってくださいよ」
好的誒、立馬的、現在就給你指路來了、等我先準備一下呀。
おじいさんはウシの後ろに付いている、大きな土掘り道具をはずしました。
只見這時的老爺爺先是開始卸起了自家老牛的牛犁。
そしてウシをかつぎあげると、ヒョイと田んぼの外へ出したのです。
隨後的就是又把自家的老牛就是那麼的一舉、人家現在就是這樣的從田裡給你走田邊來了。
「なっ???」
這這這???
相撲取りは、ビックリです。
看到了這一幕後、力士瞬間就是給一下子遭不住了。
それからおじいさんは、一人ではとても持ち上げられない土掘り道具を片手でつかむと、まるで棒切れみたいに振って言いました。
這還不止了、現在的老爺爺又是另外的一隻手將牛犁一舉、這種僅憑一人之力是無論如何都抬不動的笨重農具、在他之手就好似輕的只有一根樹枝一般拿在了手中給人指著路呢。
「ほれ、あそこに木が三本見えるでしょ。その横に立っているわら屋根が、じいさんの家です」
能看見嗎、前面不是有三顆樹嗎、就那邊上茅草屋頂的、那個就是人家老頭子的家了。
それを見て、相撲取りは急に怖くなりました。
可事到如今、等力士真知曉了人家的位置所在時、又是一整個人突然的害怕了起來。
「そ、そのじいさん、そんなに相撲が強いのか?」
對、對、、再、再問問呀、那位老頭子他還真的有那麼神通廣大?首先他相撲厲不厲害呀。
「さあ? ついこの前は、大イノシシを片手で叩きつぶしたそうですよ。しかし、いくら強いと言っても、本物の相撲取りに相撲で勝てるかどうか」
說道相撲那可能也許就不如你們這些專門的相撲大力士了吧、但人家力氣也是稍微有點的、就是不久前呀、人家老頭子一隻手、這就一頭大野豬呀、那就是那麼的一下、大野豬沒了。
「・・・片手で、大イノシシを?」
……………沒了?大野豬、一隻手?
相撲取りは、すっかり弱気になってしまいました。
可就給這話一說呀、現在的相撲力士的心裡已經是打起了退堂鼓、不行了。
「で、でも、じいさんは、いや、そのお強いおじいさんは、家にいるかな? せっかく行っても、いないとガッカリするから、また今度来る事にするよ」
但、但、這咋說呢、我就是尋思著那人家老頭子、不對、是那位打遍天下無敵手的老頭子他現在應該不都還不在家嗎?難得我都好不容易來了一躺呀、這可讓我多不痛快呀、行了、我就下次再來一訪。
するとおじいさんは、ニッコリ笑って、
但聽到話後面前老人就是立馬笑了起來。。
「大丈夫。そのじいさんなら、ここにいますよ」
人家是不在家、可你別擔心、那位老頭子他不現在可就在這兒嗎。
と、自分の顔を指さしました。
就這樣的、老人是用了手指對著了自己的臉上那麼的一指。
そのとたん、相撲取りはブルブルと震え出して、
就是這個當下、相撲力士的全身上下都是直打起了囉嗦。
「うひゃーー!」
哇啊啊ーー!
と、あわてて逃げ出したそうです。
當場、好傢伙、慌的立馬是落荒而逃了。
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
逃げ出した相撲取り
駭跑力士
むかしむかし、あるところに、とても力持ちのおじいさんがいました。
到好久以前、一條地方、住到條老杆子、雖講已經是條老杆子子、不過力氣好大。
おじいさんは大きなお寺の釣り鐘を一人で持ち上げたり、米だわらを何びょうもかついで歩く事が出来ました。
廟裡面的吊鐘一條人就可以幫它抬了、米也都是一肩重好幾袋。
それに相撲(すもう)がとても強くて、村の若者たちが一度に五人かかっても、たちまち投げ飛ばされてしまいます。
玩相撲也狠、曾經村裡面五條年輕人一起挑戰老杆子、全被掗飛了去。
ある日の事、このおじいさんのうわさを聞いて、本物の相撲取りがやって来ました。
這就有天有條真力士聽到了這老杆子的傳聞、過來探虛實了。
相撲取りは、田んぼでウシを使っていたおじいさんにたずねました。
老杆子這就到田裡面用牛犁田、力士過來打招呼了。
「おい。この村には、相撲の強いじいさんがおるそうじゃが、知っているか?」
聽講你們村有條力氣好大的老杆子啊、你曉得是那個啵?
「はあ、まだ誰にも負けた事のない、強いじいさんがいますよ」
曉得、那條老杆子厲害了個卵脬翻天、目前還㫘得人能巴到他的毛。
「何! 誰にも負けた事がないだと?! じいさんのくせして、なまいきだ。わしがひねり潰してやる」
無人能巴他毛?一條老杆子而已、被你講的都變成甚麼了、我分分鐘的事、贏一條老杆子還勝之不武。
相撲取りは、じまんの太い腕をブンブンと振り回しました。
力士不曉得老杆子就到眼前、還到跟別個展示自己的粗大的膀子。
「ところでじいさん、その強いじいさんの家はどこだ?」
講下他屋到哪裡嘛、我邏下他去。
「はい、はい。今教えてあげますから、ちょっと待ってくださいよ」
那你稍微等到一下、我現在跟你指路。
おじいさんはウシの後ろに付いている、大きな土掘り道具をはずしました。
老杆子這就走牛屁股後面、幫犁田的從牛身上一解。
そしてウシをかつぎあげると、ヒョイと田んぼの外へ出したのです。
這就幫牛一抬、放到田外面去了。
「なっ???」
相撲取りは、ビックリです。
力士人一下獃了、硬是㫘看懂這是甚麼卵。
それからおじいさんは、一人ではとても持ち上げられない土掘り道具を片手でつかむと、まるで棒切れみたいに振って言いました。
老杆子這就又幫犁上手了、像捏到根棍棒樣的用這傢伙跟力士指路。
「ほれ、あそこに木が三本見えるでしょ。その横に立っているわら屋根が、じいさんの家です」
看到吧?前面三顆樹、邊上的茅草棚棚就是老杆子的屋。
それを見て、相撲取りは急に怖くなりました。
力士等到真曉得老杆子到住處、不曉得為甚麼又一下慌了。
「そ、そのじいさん、そんなに相撲が強いのか?」
那條老杆子真的那麼厲害啊?
「さあ? ついこの前は、大イノシシを片手で叩きつぶしたそうですよ。しかし、いくら強いと言っても、本物の相撲取りに相撲で勝てるかどうか」
到底有好厲害具體也講不來、不過就前二天單手錘死一條大野豬、但畢竟也就條老杆子、跟別個專門的力士比下子還是懸哦。
「・・・片手で、大イノシシを?」
單手錘死條大野豬?
相撲取りは、すっかり弱気になってしまいました。
力士有點覺得這事不怎麼穩當了。
「で、でも、じいさんは、いや、そのお強いおじいさんは、家にいるかな? せっかく行っても、いないとガッカリするから、また今度来る事にするよ」
好、我曉得了、這就先回去等下次來、萬一我這次去㫘碰到不是。
するとおじいさんは、ニッコリ笑って、
老杆子就講、包到屋、不用怕、你都不要去了。
「大丈夫。そのじいさんなら、ここにいますよ」
因為我就是老杆子。
と、自分の顔を指さしました。
這就亮身份了。
そのとたん、相撲取りはブルブルと震え出して、
「うひゃーー!」
力士這就一䛥、
啊的叫一聲。
と、あわてて逃げ出したそうです。
兩踋抹了油、飛快飛快的跑了。
おしまい
结束
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