|
|
福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 六月
アリとコガネ厶シ
蚂蚁与黄金虫
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
夏の間、アリは畑を歩き回って、コムギやオオムギを集めては冬に食べる為に貯めていました。
夏日,蚂蚁在田里来回奔走,收集小麦同大麦,为了冬天的进食而储存起来
コガネムシは、それを見て、
黄金虫,看见了那个。
「そんなにせっせと働くなんて、あなたはどうかしていますね。
如此辛苦劳作,你们这是怎么回事。
今は食べ物のたくさんあるいい季節で、働かないでも済むのだから。
现如今是食物充裕的好季节,不劳作也过得去。
ほら、見てみなよ、他の生き物はみんなのんびりと楽しく過ごしているよ」
嗨,看一下呀,其他的生物,全部,悠然快意的度日。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
アリはその時は、何も答えませんでした。
蚂蚁那个当下,什么也没有返答。
やがて、冬がきました。
不久,冬天到了。
冷たい雨がウシのフンを流してしまうと、食べ物がなくて困ったコガネムシはアリの所へ来て、
寒雨将牛的粪便给洗刷之后,没有了食物而为难的黄金虫来到的蚂蚁的所在。
「アリさん、何か食べ物を下さい」
蚂蚁桑,给我什么点吃的吧。
と、頼みました。
央求了起来。
するとアリは、
就这样,蚂蚁。
「ほらね、コガネムシさん。
咿呀,黄金虫桑。
わたしが働いているのを、あなたはバカにしたでしょう。
我在劳动的时候,被你当作是笨蛋。
あの時にあなたも働いていれば、今、食べ物に困る事はなかったのに」
那个时候,你也工作的话,现如今,就没有食物的困扰了。
このコガネムシと同じで、人間でも景気の良い時に将来の備えをしておかないと、いったん不景気になれば、ひどい貧乏(びんぼう)になってしまいます。
同这个黄金虫,人类也是,不在有资源的情况下为将来做好准备,一旦换了天,就会惨烈的穷困起来。
おしまい
结束
(回到上一页)
|
|
|