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5月9日の日本民話
(5月9日的日本民間故事)
静貫とネズミ (健全普通話版)
靜貫和尚與老鼠
・日本語 ・日本語&中国語
♪音声配信(html5) |
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朗読者 : エクゼムプラーロ |
むかしむかし、「芝山仁王尊」と呼ばれるお寺に、静貫(じょかん)という名前のお坊さんがいました。
在很久很久以前、在有著芝山仁王尊所鎮坐的一所寺廟裡、就有著這麼一個叫做靜貫的和尚。
静貫はとても動物好きで動物を可愛がるので、静貫のまわりには犬やネコや小鳥たちがいつも集まっていました。
靜貫這位和尚呀他就十分的有愛心、十分的愛護各種的小動物、時常這就看見和尚身邊呀、小鳥、狗、狐狸、總之就都是應有盡有。
それらの動物の中でも、一番なついていたのはネズミです。
但咋說呀、這裡面要數最親和尚的、那還就是一窩老鼠了。
ネズミは夜になると静貫の枕元に集まって来て、布団の中にもぐったり、静貫のツルツル頭をすべって遊んだりしました。
這人家老鼠半夜反正就是一窩溜你床頭的枕頭邊上來了、有的呢是鑽入你的被窩在那裡躥來躥去、有的呢、則直接是騎到你和尚光溜溜的禿頭上面來玩起了滑梯。
もちろん静貫は嫌がったりせず、いつもニコニコしていました。
可你別說、人家靜慣是心裡樂意著呢、時不時嘴上還在那兒哈哈哈哈的大笑。
ある年のお正月の夜、寝ている静貫の耳元で、ネズミたちがチューチューと鳴きました。
現在就說說有一年過年吧、就在這個年夜照常也是呼呼大睡的靜貫呀、此時在他的耳朵邊是響起了熟悉的吱吱吱吱的老鼠叫。
その鳴き声がいつもと違うので静貫がネズミたちを見てみると、ネズミたちが小さな手で静貫に手招きをしているのです。
可靜貫心想不對呀、這老鼠平時不都不這樣叫的嗎、今天這可是個咋回事呀、又仔細看向了老鼠後、這不看見了人家小老鼠正在向自己招起了手呀。
「おや、わしをどこかへ案内したいのかな?」
哎喲、這是在試著想給我帶路、難不成?
そこで静貫は起き上がると、ネズミの後をついて行きました。
靜貫來了興致起了身、跟著小老鼠的屁股後面去了。
ネズミたちは、静貫がいつもお経をあげている部屋に静貫を連れて行きました。
人就跟老鼠走呀走、最後的靜貫是被一窩老鼠給帶來了自己平時唸經敲木魚的那個房間。
すると不思議な事に、明かりがなくて真っ暗なはずの部屋が、ほんのりと明るくなっているのです。
可這黑燈瞎火的、但神奇的事馬上發生、不知道咋回事呀、屋裡怎麼就瞬間明亮了呀。
静貫を案内したネズミたちは一列に勢揃いすると、一斉に踊りを始めました。
靜貫這時候看清楚了、現在是一窩老鼠整列了隊形、合著一起在那兒唱歌跳舞的給自己表演才藝呢。
ネズミたちはクルリと宙返りをしたり、ヒョコヒョコと後ろ足だけで歩いたりと、次から次へと楽しい芸を見せてくれます。
演著演著還又開始後空翻的這些個雜耍了、空翻完畢又是給你兩腿直立前行這樣、反正就是變著花樣來要逗你開心。
やがてネズミたちの踊りが終わると、ネズミの親分が静貫の前に進み出て言いました。
差不多有那麼大一陣吧、等到了才藝表演謝幕、老鼠老大這就走到了靜貫面前來把人話給說了。
「いつも、わたしたちネズミを可愛がってくれて、ありがとうございます。今日はせめてものお礼に、みんなでがんばってみました」
一直以來、都是承蒙和尚你在廟裡關愛我們一窩小老鼠們這麼久、我們會如此其實就是為了表達心裡的感激、就為了今天的這次演出、我們這一窩老鼠也是在私底下苦苦的準備了很久呢。
それを聞いて静貫はうれしくなり、思わず目に涙を浮かべながら言いました。
靜貫聽完後、情不自禁的開始淚流滿面了、只聽人家就這樣說道。
「いやいや。こちらこそ、楽しい芸を見せてくれてありがとう。ネズミさんたち、これからもよろしくな」
那可真是苦了你們呀、但其實現在需要感激的人是我才對、謝謝你們特地的為我精心準備了這樣一場有趣的才藝節目、行啦、那就以後大家還是好朋友呀。
ネズミたちが芸を見せてくれたのはその日だけでしたが、それからも静貫はネズミたちと仲良く暮らしたということです。
日後雖說那一窩老鼠們給靜貫獻出的演出總共就只有那天那一次、可有沒有其實都不會影響今後的靜貫繼續會選擇和老鼠們成為好朋友啦、以後的每天、和尚和老鼠們還是都相親相愛的生活在一起。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
静貫とネズミ
和尚愛老鼠
むかしむかし、「芝山仁王尊」と呼ばれるお寺に、静貫(じょかん)という名前のお坊さんがいました。
到好久以前、就一家喊名芝山仁王尊的廟宇、裡面守到個静貫和尚。
静貫はとても動物好きで動物を可愛がるので、静貫のまわりには犬やネコや小鳥たちがいつも集まっていました。
這廟裡著他開成了動物園、小狗小貓兒還有鳥都有。
それらの動物の中でも、一番なついていたのはネズミです。
他是連老鼠子都喜歡。
ネズミは夜になると静貫の枕元に集まって来て、布団の中にもぐったり、静貫のツルツル頭をすべって遊んだりしました。
晚上靜貫穴貢刂(U+259C2)鋪蓋裡面睏、老鼠子就到光頭上面滑。
もちろん静貫は嫌がったりせず、いつもニコニコしていました。
但是和尚也不顧、還歡喜。
ある年のお正月の夜、寝ている静貫の耳元で、ネズミたちがチューチューと鳴きました。
這天是過年、和尚睏去、老鼠子就到耳朵旁邊吱吱吱。
その鳴き声がいつもと違うので静貫がネズミたちを見てみると、ネズミたちが小さな手で静貫に手招きをしているのです。
因為這聲音不似尋常、和尚就去注意、看到老鼠子是向自己招手要幫往甚麼地方帶。
「おや、わしをどこかへ案内したいのかな?」
是想邀我去甚麼地方啊、這是。
そこで静貫は起き上がると、ネズミの後をついて行きました。
和尚這就起身、跟老鼠子屁股後面去了。
ネズミたちは、静貫がいつもお経をあげている部屋に静貫を連れて行きました。
老鼠子這就先行進到了佛堂唸經的地方。
すると不思議な事に、明かりがなくて真っ暗なはずの部屋が、ほんのりと明るくなっているのです。
這就一下、蛆卵黑的佛堂、一下似千燭明亮。
静貫を案内したネズミたちは一列に勢揃いすると、一斉に踊りを始めました。
這好傢伙、一隊老鼠子排列到、這過開始一齊唸經了。
ネズミたちはクルリと宙返りをしたり、ヒョコヒョコと後ろ足だけで歩いたりと、次から次へと楽しい芸を見せてくれます。
而後又是各種花樣、翻天跟斗、雙足站立啊、到那裡表演雜技。
やがてネズミたちの踊りが終わると、ネズミの親分が静貫の前に進み出て言いました。
這就全部流程走完、大老鼠王上來講話了。
「いつも、わたしたちネズミを可愛がってくれて、ありがとうございます。今日はせめてものお礼に、みんなでがんばってみました」
就講今天排練這麼久的演出都是為了表示平日的謝意。
それを聞いて静貫はうれしくなり、思わず目に涙を浮かべながら言いました。
和尚還著感動的哭出來了。
「いやいや。こちらこそ、楽しい芸を見せてくれてありがとう。ネズミさんたち、これからもよろしくな」
和尚講自己才該謝老鼠跟自己演戲看。
ネズミたちが芸を見せてくれたのはその日だけでしたが、それからも静貫はネズミたちと仲良く暮らしたということです。
演戲的日子也就過年這一天、不過年過完和尚和老鼠子一直關係還是那麼好。
おしまい
结束
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