5月31日のイソップ童話 ミツバチとヒツジ飼い
カシの木のほらあなに、ミツバチがミツをつくっていました。 あるヒツジ飼いがそれを知り、ミツをとろうと考えました。 しかしミツバチはおこって、おしりのハリでヒツジ飼いを追い返しました。 あちこちをミツバチに刺されたヒツジ飼いは、こう言いました。 「ミツバチとたたかうくらいなら、ミツなんか欲しくない」 人の物をよこどりしようとする人は、そのうちにこんな目にあうでしょう。
おしまい