不思議の国のアリスアリスインワンダーランド 公開記念 不思議の国のアリス 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
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第 10話  

不思議の国のアリス
イラスト 「夢宮 愛」  運営サイト 「夢見る小さな部屋」 「ココナラ

ヘビになったアリス?

♪ろうどく さいせい
朗読 薮崎あずみ  ★☆愛と自由で世界を回せ☆★

 アリスはしばらく、二つのキノコをながめていました。
「どっちが、どっちなのかしら?」
 いくら考えても、どっちが大きくなるキノコで、どっちが小さくなるキノコか分かりません。
 そこでアリスは二つのキノコを片手づつに取ると、とりあえず右手の方をちょっぴりかじってみました。
 するとたちまち、アリスは高いところから飛び降りたような気持ちになりました。
 アリスの小さな体が、ものすごい勢いで小さくなっていくのです。
 アリスが食べたのは、小さくなるキノコだったのです。
 さあ、ぐずぐずしているひまはありません。
 このまま小さくなれば、アリスは消えてしまいます。
 アリスはあわてて、左手のキノコをかじりました。
 すると見ている景色がどんどん下へ流れて、気がつくと目の前には青空が広がっていました。
 アリスの体は、森の木よりも大きくなったのです。
「まあ、何てよく効くキノコでしょう」
 アリスがびっくりしていると、何かがアリスの耳元でさわぎました。
 見てみるとそれはハトで、ハトはアリスの頭の周りを飛ぶと、アリスの頭や耳をくちばしで突きながら言いました。
「ヘビよ! ヘビだわ!」
「違うわ。あたしは、ヘビじゃないわよ」
「ヘビに決まっている!
 どうせあんたも、あたしのタマゴを食べるんだろう!
 せっかく森の中で一番高い木を選んで巣を作ったのに、その木よりも大きなヘビが現れるなんて!」
 ハトはそう言って、またアリスの頭を突きました。
「いたい! あたしはヘビじゃないわ! 本当よ!」
「なら、タマゴを食べた事は、一度もないんだね」
「それは・・・」
 アリスは今日の朝ご飯に、タマゴ焼きを食べたことを思い出しました。
「それは、タマゴは今日も食べたけど」
「ほらやっぱり! あんたはヘビよ! ヘビだー! ヘビよー!」
 ハトは再び、アリスの頭を突きます。
「もう、やめてよ!」
 アリスは仕方なく、右手の小さくなるキノコを食べることにしました。
 でも食べ過ぎて小さくなりすぎても困るので、なめるように少しずつ食べることにしました。

おわり

続きは第11話、「チェシャネコ」

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