8月5日 タクシーの日

1912(大正元)年のこの日、東京・数奇屋橋のタクシー自動車株式会社が、日本で初めてタクシーの営業を開始したことを記念してタクシー業界が1989(平成元)年に制定しました。
当時はT型フォード6台で営業していたそうです。


タクシーに関する昔話
(日本の小話 →詳細)
三人かご
福娘童話集より
いまは、タクシーという、べんりな物がありますが、むかしはそんなものはありません。
まあ、「かご」というものが、いまのタクシーのようなものでしょうか。
そんな、むかしの話でございます。
ある男が急用をおもいだして、かごにのりました。
「これ、かごや。急用でいそいでいるんだ。金はたくさんだすから、いそいでくれ」
「へい。では、しっかりつかまっていてくださいよ」
それからちょうしよく、
「えいっほうっ、えいっほうっ」
と、いそいでゆきますが、どういうわけか、うしろからきたかごにおいぬかれてしまいました。
客の男は腹を立てて、
「いそいでくれというのに、なぜ、いそいでくれない! みてみろ、今、うしろからきたかごが、さきにいったぞ」
と、いうと。
「でもだんな、そいつは、むりですぜ。なにしろ、むこうは、三まいですからね」
「三まいとはなんだ?」
「へい、三人でかつぐことです」
「三人でかつげば、そんなに早いのか」
「へえ、そりゃあもう。まあ、お代金もそれなりですがね」
すると、客の男、
「よし! それならば、かごをとめろ! 金は三人分はらってやるから、おれもでて、三人でかつごう」
おしまい
ハコの日
東京紙器工業組合が1991(平成3)年に制定し、全国の紙器段ボール箱工業組合が実施。
「は(8)こ(5)」(箱)の語呂合せ。
「この日ハコの日、ハコの日この日、8月5日はハコの日です。」のスローガンのもとに、紙器業界の技術の向上と、一般消費者への紙箱の良さのPRを図る日。
ハンコの日
山梨県甲府市の印判総合商社・モテギ株式会社が制定。
「は(8)んこ(5)」の語呂合せ。
この日とは別に、10月1日が、全日本印章業組合連合会が制定した「印章の日・ハンコの日」となっています。
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