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12月12日 漢字の日
記念日イメージキャラ 福ちゃん イラスト「ぺんた」 ※無断転載禁止
「1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)」=「いい字1字」の語呂合わせです。
日本漢字能力検定協会が1995(平成7)年に制定しました。
この日には、全国から募集した、この年の世相を象徴する「今年の漢字」が発表されます。
→ 日本漢字能力検定協会
→ 清水寺
→ 漢字なぞなぞ (なぞなぞ小学校)
『今年の漢字』一覧 1995〜2024年
2024年 金(きん)
・金メダルに沸いたパリ五輪・パラリンピックや政治の裏金問題などを反映。
ですが、金は「今年の漢字」に使われすぎ? 正直、なるほどと言える漢字を選んでください。
2023年 税(ぜい)
・インボイス制度や防衛費増税に異次元の少子化対策、所得税・住民税の定額減税など、税の話題が多かった1年のため。
2022年 戦(セン/たたかう・いくさ おののく)
・ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、それに影響した円安・物価高など生活競争(戦い)を表しています。
2021年 金(キン・コン/かね・かな こがね)
・東京オリンピック・パラリンピックの「金」。
2020年 密(ミツ・ビツ/ひそかに・こまかい)
・「密」新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に流行し、人々が「密」を避けるために提唱された新しい生活様式の言葉。
2019年 令(レイ/いいつけ・おさ・よい)
・「令」年号が「平成」→「令和」に変わったのが理由。また、芸能人の不祥事や自然災害などが多い年だったので、それらをただす意味合いも含めて。
2018年 災(サイ/わざわい)
・「災」北海道や大阪府北部の地震、西日本豪雨や台風、記録的猛暑が理由。また、来年に新元号を迎えることから、災害の被害減少を願う事から。
2017年 北(ホク・ハイ/きた・そむ-く・に-げる)
・「北」北朝鮮のミサイル発射や核実験の強行、九州北部豪雨、北海道産のじゃがいもの不作、北海道日本ハムの大谷翔平選手や清宮幸太郎選手、競馬キタサンブラックなどが理由。
2016年 金(キン・コン/かね・かな)
・「金」リオ五輪の「金」メダルラッシュ。前東京都知事の政治資金問題。イチロー選手の通算3000本安打達成など金字塔。PPAPの「金」色の衣装などが理由。
2015年 安(アン/やすい・やすんじる・いずくんぞ)
・「安」全保障関連法案の審議で、与野党が対立。採決に国民の関心が高まった年。世界で頻発するテロ事件や異常気象など、人々を不「安」にさせた年。建築偽装問題やメーカーの不正が発覚し、暮らしの「安」全が揺らいだ。“「安」心して下さい”のフレーズが流行するなど、人々が「安」心を求めた年。
2014年 税(ゼイ・セイ/みつぎ)
・消費「税」率が17年ぶりに引き上げられ「税」について考えさせられた年。「税」に関わる話題が政財界で多く取り沙汰された1年。
2013年 輪(リン/わ)
・日本中が「輪」になって歓喜にわいた年。人とのつながりの「輪」を感じた1年。未来に向けた更なる「輪」を実感、注目。
2012年 金(キン・コン/かね・かな)
・「金」に関する天文現象の当たり年。数多くの「金」字塔が打ち立てられた1年。「金(かね)」をめぐる問題が表面化。
2011年 絆(ハン・バン/きずな・ほだす)
・東日本大震災をはじめとした大規模災害により身近でかけがえのない人との絆をあらためて知る。なでしこジャパンのチームの絆にも感動。
2010年 暑(ショ/あつい)
・夏の全国の平均気温が観測史上最高を記録して、熱中症にかかる人が続出。また、チリ鉱山事故で暑い地中から作業員全員が無事に生還。
2009年 新(シン/あたらしい・あらた・にい・さら)
・さまざまな「新しいこと」に期待し、恐怖を感じ、希望を抱いた一年。世の中が新たな一歩を踏み出した今、新しい時代に期待したい。
2008年 変(ヘン/かわる・かえる)
・日米の政界に起こった変化や世界的な金融情勢の変動、食の安全性に対する意識の変化、物価の上昇による生活の変化、世界的規模の気候異変など様々な変化を感じた年。
2007年 偽(ギ/いつわる・にせ)
・身近な食品から政界、スポーツ選手にまで、次々と「偽」が発覚して、何を信じたら良いのか、わからなくなった一年。
2006年 命(メイ・ミョウ/いのち)
・悠仁様のご誕生に日本中が祝福ムードに包まれた一方、いじめによる子どもの自殺、虐待、飲酒運転事故など、痛ましい事件が多発。ひとつしかない命の重み、大切さを痛感した年。
2005年 愛(アイ)
・紀宮様のご成婚、「愛・地球博」の開催、各界で「アイちゃん」の愛称の女性が大活躍。残忍な少年犯罪など愛の足りない事件が多発したこと。「愛」の必要性と「愛」欠乏を実感した年。
2004年 災(サイ/わざわい)
・台風、地震、豪雨、猛暑などの相次ぐ天災。イラクでの人質殺害や子供の殺人事件、美浜原発の蒸気噴出事故、目を覆うような人災が多発。「災い転じて福となす」との思いも込めて。
2003年 虎(コ/とら)
・阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝、衆議院選挙へのマニフェスト初導入で政治家たちが声高に吠(ほ)えたこと、「虎の尾をふむ」ようなイラク派遣問題など。
2002年 帰(キ/かえる・かえす)
・北朝鮮に拉致(らち)された方の帰国、日本経済がバブル以前の水準に戻ったこと、昔の歌や童謡のリバイバル大ヒットなど「原点回帰」の年。
2001年 戦(セン/いくさ・たたかう)
・米国同時多発テロ事件で世界情勢が一変して、対テロ戦争、炭そ菌との戦い、世界的な不況との戦いなど。
2000年 金(キン・コン/かね・かな)
・シドニーオリンピックでの金メダル。南北朝鮮統一に向けた"金・金"首脳会談の実現。新500円硬貨、二千円札の登場など。
1999年 末(マツ/すえ)
・世紀末、1000年代の末。東海村の臨界事故や警察の不祥事など信じられない事件が続出して、「世も末」と実感。来年には「末広がり」を期待。
1998年 毒(どく)
・和歌山のカレー毒物混入事件や、ダイオキシンや環境ホルモンなどが社会問題に。
1997年 倒(トウ/たおれる)
・山一證券など大型倒産の続出や、サッカー日本代表が並みいる強豪を倒してワールドカップ初出場決定。
1996年 食(ショク/たべる)
・O-157食中毒事件や狂牛病の発生、税金と福祉を「食いもの」にした汚職事件の多発。
1995年 震(シン/ふるう・ふるえる)
・阪神・淡路大震災や、オウム真理教事件、金融機関などの崩壊に"震えた"年。
漢字に関する昔話
(日本の小話 →詳細)
万の字
福娘童話集より
寺子屋(てらこや)へ初めてかよった息子が、先生から《一、二、三》という字を教わって帰ってまいりました。
家へ帰ると、親父さんに言いました。
「お父っつぁん、もう、先生はいらないよ」
「そいつはまた、どうしてだ?」
「それじゃあ言うけど、まず一という字は、こう一本ひく。二という字は、こう二本ひく。三という字は、こう三本ひく。何の事はない。かんたんなもんだ。習わなくても、あとは全部わかったよ」
「そうかそうか、えらいもんだ」
親父は大変喜んで、次の朝になると用事をいいつけました。
「万八(まんはち)どのを呼びたいから、ひとつ手紙を書いておくれ」
「はい」
息子はそれから部屋に入ったきり、昼になっても出てきません。
「どうしたのだろう?」
と、親父は息子の部屋をのぞいて、
「どうじゃ、もう手紙は出来たか?」
と、聞くと、息子は、
「いいえ、まだまだです。ようやく五百ばかりひきましたが、万ひくのには明日まではかかります」
「・・・?」
親父がのぞいてみると、息子は紙の上に一の字ばかり、いくつもいくつもひいておりました。
おしまい
バッテリーの日
日本蓄電池工業会(現在の電池工業会)が1985(昭和60)年に「カーバッテリーの日」として制定。1991(平成3)年に「バッテリーの日」と名称を変更しました。
野球のバッテリーの守備位置が数字で1,2とあらわされることから。
この日同会では、セ・パ両リーグから最優秀バッテリー1組ずつを選考し表彰しています。
→ 電池工業会
ダズンローズデー(Dozen Rose Day)
ブライダルファッションの第一人者である桂由美さんと内田和子さんが提唱。
12本の薔薇を愛情の印として恋人に贈る日。
→ 桂由美ブライダルハウス
児童福祉法公布記念日
1947(昭和22)年のこの日、「児童福祉法」が公布。
翌1948(昭和23)年1月1日から一部規定を除いて施行され、4月1日から全面施行。
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