366日への旅> 今日は何の日 > 12月の記念日 > 日本初飛行の日
12月19日 日本初飛行の日
記念日イメージキャラ 福ちゃん イラスト「ぺんた」 ※無断転載禁止
ライト兄弟から遅れること7年と2日後の1910(明治43)年12月19日、日本最初の飛行訓練が開始されました。
場所は東京・代々木錬兵場(代々木公園)、パイロットは徳川好敏工兵大尉でした。
5日後に離陸に成功、飛行時間は4分、高度70メートル、飛行距離3000メートルを記録しました。
職業紹介 キャビンアテンダント
お仕事マンガ 「私もいつかキャビンアテンダントになりたいな!」
お仕事マンガ 「クリスマスイブのフライト」
お仕事マンガ 大サイズ
お仕事マンガ 大サイズ
お仕事マンガおまけ プロフィール
イラスト 「ぺんた♪」 運営サイト 「Trying to be a good day*」
→ キャビンアテンダントの職業紹介(仕事内容、年収、なるための方法など) 女の子のお仕事紹介より
飛行に関する昔話
(日本の昔話)
かもとりごんべえ
福娘童話集より
むかしむかし、あるところに、カモ取りのごんべえさんという人がいました。
ある朝、ごんべえさんは、近くの池へ行ってみてビックリ。
仕掛けておいたワナに、数え切れないほどのカモがかかっていたのです。
おまけに池には氷が張っているので、カモたちは動けずにいる様子です。
ごんべえさんは大喜びでワナのアミを集めると、池の氷が溶けるまで見張る事にしました。
そしてうっかり居眠りしてしまい、気がついた時には、もう池の氷は溶けていたのです。
「おっと、大変」
あわてた時は、もう遅く、目を覚ましたカモたちがバタバタバタと飛び立ち、それと一緒にごんべえさんもカモたちに引っ張られて空へ舞いあがってしまいました。
カモたちはごんべえさんをぶらさげたまま、野をこえ、山をこえ、谷をこえ。
「たっ、たすけてくれー!」
叫んでいるうちに、うっかりアミを離してしまいました。
ごんベえさんは、まっさかさまに空から落っこちると、畑で働いていたお百姓(ひゃくしょう)さんの前へ、ドスン!
「なになに、カモをつかまえようとして、反対にさらわれたって?」
話を聞いたお百姓さんは、気の毒に思って、
「どうだい、ここでしばらく暮らしていっては」
「はい、よろしくお願いします」
こうして次の日から、ごんべえさんは畑をたがやしたり、種をまいたり、一生けんめいに働きました。
そんなある日、アワ畑で刈り入れをしていると、三本だけ特別に大きな穂をつけたアワがありました。
「ようし、こいつを刈ってやれ」
手元へ引き寄せて穂を刈ろうとしたとたん、茎がバネの様にビョーンと、はね返ったから大変です。
「たっ、たすけてくれー!」
ごんべえさんはピューと飛ばされて、遠く離れたかさ屋のお店の前へ、ドスン!
「なになに、アワを刈ろうとして、飛ばされたって?」
話を聞いたかさ屋の主人も、気の毒に思って、
「それでは、しばらくここで働いて、お金をかせいでいくがいい」
「はい、よろしくお願いします」
こうして次の日から、ごんべえさんはお店の手伝いをして、せっせと働きました。
そんなある日、出来上がったかさを干そうとしていると、風がピューと吹いて来て、ごんベえさんはかさと一緒にまたまた空の上です。
「なんだって、こう飛ばされてばかりいなけりゃならないんだ」
ブツブツ言いながら飛ばされていくうちに、屋根の様な所に足が着きました。
「フー、やれやれ、助かった。誰かさんの家の上に降りたらしいぞ。・・・へぇ!?」
ところがそこは、なんとお寺の五重の塔のてっぺんだったのです。
「たっ、助けてくれー!」
そこへ走って来たのが、四人のお坊さんです。
お坊さんは、持ってきたふとんを広げると、
「おーい、大丈夫かー? ここへ飛び降りろー」
「そんなこと言っても、こわいようー」
「大丈夫、大丈夫。しっかり持っているから、はやく飛び降りろー」
こうなったら、仕方ありません。
「よっ、ようし。飛び降りるぞ。それ、一、二の三!」
ヒューーーン、ドスン!
ごんべえさんは見事、ふとんのまん中へ飛び降りました。
しかしそのひょうしに、ふとんを持っていたお坊さんたちの頭がぶつかり合って、お坊さんたちの目から火花が飛び出しました。
そしてその火花があたりへ飛んで、五重の塔が焼け、お寺が焼け、何もかもが残らず焼けてしまったということです。
おしまい
国際南南協力デー(United Nations Day for South-South Cooperation)
2004年の国連総会で制定。
1978年のこの日、国連総会で「ブエノスアイレス行動計画」が承認。
「南南協力」とは「途上国相互の協力」の事でです。
|