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埼玉県

　埼玉県は関東地方の中西部に位置する内陸県で、都心から50km圏にある南東部は人口密集地域であり、東京のベッドタウンとしての性格が強い。
　一方、北西部は山がちで、過疎化がすすんでいます。

埼玉県の基礎データー
(県章、位置図、県章の由来、県庁、面積、人口)

 

　　　　　　　埼玉県の県章　　　　　　　　　　　　　　　　　埼玉県の位置図

県章の由来
　まが玉１６個を円形に並べたもの。
　埼玉県名由来の一つとされる「幸魂（さきみたま）」の「魂」は、「玉」の意味でもあ り、まが玉は埼玉県にゆかりの深いものとなっている。
　また、まが玉を円形に配置したデザインは、「太陽」「発展」「情熱」「力強さ」を表している。
（昭和 ３９年９月１日制定）ます。

県庁　さいたま市。
面積　3797km2。
人口　705万3689人。

埼玉県のシンボル
(県木、県花、県鳥、県の魚、県の蝶)

県木
・ケヤキ（欅）
　ニレ科の落葉高木で、日本を代表する広葉樹のひとつです。
　高さはふつう20〜25m、大きいものでは40mにもなり、樹形がうつくしいので街路樹、公園樹、庭木などとしてうえられています。
　大宮市清河寺（せいがんじ）の大ケヤキをはじめ、各地に県の天然記念物に指定されたケヤキがあります。
（昭和４１年９月５日指定）

ケヤキ（欅）の写真

県花
・サクラソウ(桜草)
　桜草は、北海道南部、本州、九州のしめった野原に自生するサクラソウ科サクラソウ属の多年草で、葉は楕円形(だえんけい)でしわが多く、縁に鋸歯(きょし)があります。
　葉や茎には白いやわらかい毛が生えており、4〜5月に高さ15〜40cmの花茎を直立させて、紅紫色で直径2〜3cmの花をつけます。
　江戸時代から栽培がおこなわれ、白花などの多くの園芸品種があります。
　浦和市田島ヶ原の自生地は、今も昔ながらの面影を残し、国の特別天然記念物に指定されています。
（昭和４６年１１月５日指定）

サクラソウ(桜草)の写真

県鳥
・シラコバト
　シラコバトは、アジアやヨーロッパ、アフリカの温帯や熱帯に飛び石状に分布する、やや小型のハトの一種で、林が散在する開けた土地に生息し、日本では江戸時代に輸入されたものが、埼玉県の越谷市のごく狭い地域にだけ留鳥としてみられ、天然記念物に指定されています。
　全長は33cmほどで、全身はクリーム色で、首の部分に黒色の羽毛が細い襟巻(えりまき)状についています。
　餌(えさ)は穀類や雑草の種子など、ほとんど植物質です。
　おとなしい静かな声で、「クッ、クッー」とか「ポポー、ポポー」と単調な声でなきます。
　アフリカやアラビア産の近似種を原種とする飼鳥が各地に野生化したものと思われます。
　国の天然記念物に指定されています。
（昭和４０年１１月３日指定）

写真は、バライロシラコバト

県の魚
・ムサシトミヨ
　トミヨ属のトゲウオ科の淡水魚で、イトヨ類の背のトゲが2〜3本であるのに対し、トミヨ類は7本以上あるため区別は容易です。
　日本にはエゾトミヨとイバラトミヨの2種があり、イバラトミヨの亜種にトミヨ、ムサシトミヨ、ミナミトミヨがあります。
　ムサシトミヨとミナミトミヨ以外は北日本の淡水、汽水域にしか分布しておらず、京都に生息していたミナミトミヨは1950年代ごろに絶滅しました。
　ムサシトミヨも東京では絶滅し、今では埼玉県の熊谷市の元荒川上流部でしか見ることができません。
（平成３年１１月１４日指定）

写真はイトヨ

県の蝶
・ミドリシジミチョウ(緑小灰蝶)
　シジミチョウ科のチョウの1種で、北海道から九州にかけて分布します。
　羽の開張は30〜40mm。
　羽の表はオスだけがみごとな金属光沢のある緑色で、メスは地味な褐色で、紫色がかることが多いです。
　昼は葉の上にとまっていることが多く、夕方盛んに活動します。
　県内には秩父の山間地域を除き広く分布しており、６月から７月にかけての夕刻、羽を緑色に輝かせて飛び交う姿が見られます。
（平成３年１１月１４日指定）

写真はオオミドリシジミ

埼玉県の観光
(観光名所、特産品、動物園と水族館とテーマパーク)

観光名所
・川越の町並み
　埼玉県川越市の蔵造りの町並み。
　一番街を中心に蔵造りの商家の建物がたちならび、蔵造り資料館や大沢家住宅、時の鐘などが観光スポットとなっています。

川越の町並み

特産品
・食べ物
→ 草加せんべい

・伝統工芸品
→ 川口の鋳物、春日部の桐だんす、行田のたび

埼玉県の主な動物園・テーマパーク

・動物園
→ 埼玉県こども動物自然公園
→ 東武動物公園
→ 狭山智光山動物園

・水族館
→ さいたま水族館

・テーマパーク
→ 鉄道博物館
→ 西武園ゆうえんち
→ 所沢航空発祥記念館
→ レイクサイドパーク宮沢湖
→ むさしの村

埼玉県の民話・昔話

主な民話・昔話 → 福娘童話集より

ま夜中のわらい声
・タヌキにまで、歌よみがへたと笑われた男。

てんじょうを歩く女
・殿さまの奥方が死んだ日の、こわい出来事。

鬼子母神さま
・子どもをさらう鬼女。ある日、お釈迦さまが鬼女の子どもを。

ほらふき甚兵衛
・お殿さまおかかえのうそつき名人と、ほらふき男が対決。

暗闇の黒ウシ
・ある男が、絵描きと絵の対決を。まっ黒の絵は何の絵？

ヒバリとお日様
・ヒバリがお日様にお金を貸しましたが、返してくれません。(日本昔話より)

イモころがし
・マナーを知らない村人が、ごちそうを食べる話。(日本昔話より)

百七十歳の九尾キツネ
・食べ物を供えて欲しいと、和尚さんに九尾キツネが言いました。

埼玉県の小学校紹介

埼玉県のHPを公開している小学校
※(yahoo! japan のリンクへジャンプします)