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石川県

　石川県は中部地方の北西部、日本海に面した県で、白山周辺の山岳渓谷美と能登半島の海岸美にめぐまれ、金沢藩100万石の大城下町だった金沢市を中心に歴史と伝統文化が色こく残っています。

石川県の基礎データー
(県章、位置図、県章の由来、県庁、面積、人口)

 

　　　　　　石川県のシンボル　　　　　　　　　　　　　　石川県の位置図

シンボルの由来
　「石川」の文字と地形をデザイン化したものです。
　青色は、日本海と豊かな緑・清い水・澄んだ空気という石川の恵まれた自然環境を表しています。
（昭和４７年１０月１日制定）

県庁　金沢市。
面積　4185km2。
人口　117万4284人。(2005年11月1日現在)

石川県のシンボル
(県木、県花、県鳥)

県木
・ヒノキアスナロ
　ヒノキ科の常緑高木の1種で、山地の尾根筋などの乾燥地や、湿地の周辺などに生え、乾湿両極端の環境に適応し、日陰にも強い植物です。
  ヒノキアスナロは、北陸地方では「あて」と呼んでいます。
　球果がややまるく、北海道の渡島半島以南、本州北部に分布します。
　上質の木材で、家具や建築材、輪島漆の素材にも多く使われています。
（昭和４１年１０月１日制定）

ヒノキアスナロの写真

県花
・クロユリ(黒百合)
　黒百合は高山植物として知られるユリ科の多年草で、花期は6〜8月。
　名のとおり黒みがかった暗赤紫色で網目模様のある花が、茎の先に1〜3個、斜め下向きに咲きます。
　花は中心部のおしべのやく(→花粉の入った袋)が黄色く、めだちます。
　ＮＨＫが「郷土の花」として選んだもので、白山の弥陀ヶ原、室堂平付近に多く自生しています。
　風雪に耐えて咲く可憐な姿は、広く県民から親しまれています。
（昭和２９年３月１９日）

クロユリ(黒百合)の写真

県鳥
・イヌワシ
　イヌワシは、白山連峰に生育する日本最大級のワシで、英語でジャパニーズ・ゴールデン・イーグルと呼ばれています。
　東西を問わずもっともワシらしいワシとして、勇気と力のシンボルとされてきました。
　北アメリカ、ユーラシア、アフリカ北部、中東にかけて広く分布しています。
　しかし、食物連鎖の上位に位置し、広い縄張りを必要とするため、個体数は減少しています。
　日本においてもその数は少なく、天然記念物に指定されています。
　翼を広げると２メートルにもなる雄々しい姿と勇猛果敢な性格は、躍進する石川県を象徴しています。
（昭和４０年１月１日制定）

写真はオナガイヌワシ

石川県の観光
(観光名所、特産品、動物園と水族館とテーマパーク)

観光名所
・兼六園(けんろくえん)
　金沢市内でもっとも多くの観光客をあつめる、日本三名園のひとつです。
　高台につくられた霞ヶ池の周囲には蓬莱島(ほうらいじま)や栄螺山(さざえやま)などがきずかれ、宏大かつ幽邃(ゆうすい)をめざした園内の中心となっています。
　写真右手が兼六園のシンボルともいうべき徽軫灯籠(ことじどうろう)。

※　日本三名園
　→　兼六園(けんろくえん)　石川県
　→　偕楽園(かいらくえん）　茨城県
　→　後楽園(こうらくえん)　岡山県

兼六園

特産品
・伝統工芸品
→ 輪島塗、山中塗、九谷焼、大樋焼、金箔、銀箔、加賀友禅、加賀蒔絵、象嵌、仏壇、桐工芸

石川県の主な動物園・水族館・テーマパーク

・動物園
→ いしかわ動物園

・水族館
→ のとじま水族館

・テーマパーク
→ 和倉昭和博物館とおもちゃ館
→ 日本自動車博物館
→ 手取フィッシュランド

石川県の民話・昔話

主な民話・昔話 → 福娘童話集より

お金入りの米だわら
・力持ちの和尚さんをやっつけようと、若者たちがある作戦を・・・。

お銀と小金物語
・お銀と小銀、二人の少女のかなしいお話し。

皿々雪(さらさらゆき)
・かわいそうな継子(ままこ)、でも、歌よみが上手でしあわせに。

イモほり藤五郎
・山イモをほると、ピカピカの砂金がいっぱい。金沢の地名の由来。

はち助いなり
・殿さまに助けてもらったキツネが、飛脚に化けて恩返し。

なますの好きな侍
・魚のなますを好きな侍をおそった、魚の妖怪。

こぼれる、こぼれる
・さんにょものとんち話。こぼれるのはお酒？

はだかにされたエンマ大王
・とんちのさんにょもが、エンマ大王になりました。

島の合戦
・大蛇が若者たちに、大ムカデを退治する加勢を頼みました。

ぼたんの花と若者
・若者が恋した女の人は、ぼたんの花の精でした。

カワウソのいたずら
・女と子どもに化けて、侍をだましたカワウソ。

白ギツネの恩返し
・命を助けた白ギツネの恩返しで、弓の名人は大金持ちに。

石川県の小学校紹介

石川県のHPを公開している主な小学校