366日への旅 記念日編 366日への旅
366日への旅> 今日は何の日 > 5月の記念日 >ゴムの日
     5月 6日の豆知識

366日への旅
きょうの記念日
ゴムの日
きょうの誕生花
しゃが
きょうの誕生日・出来事
1972年 高橋尚子 (マラソン)
  5月 6日の童話・昔話

福娘童話集
きょうの日本昔話
旅人ウマ
きょうの世界昔話
コウノトリ
きょうの日本民話
一日おくれのショウブ売り
きょうのイソップ童話
キツネとお面
きょうの江戸小話
いしゃちがい
5月 6日の広告

5月6日 ゴムの日

5月6日 ゴムの日

 「ゴ(5)ム(6)」の語呂合わせから、ゴム製品のPRを目的に制定されました。
 ゴムの木を植えてからゴム生産用の樹液(ラテックス)を採取するまでに5年くらいかかるといいます。
 その後、ゴムの木は廃材として焼却されていますが、現在は再利用が進められています。

記念日アニメ
ゴムの日

ゴムに関する昔話
(マレーシアの昔話 →国情報)

ピアンとサル
福娘童話集より

マレーシアの昔話しイラスト

 むかしむかし、ピアンというはたらきもののお百姓がいました。
 ピアンは小人のように小さかったですが、いっしょうけんめい畑しごとをしたので、ピアンのつくるやさいはおいしいと、みんなの評判でした。
 ところが、ある朝のことです。
 ピアンがカボチャ畑へいってみると、きのうまでみごとになっていたたくさんのカボチャが、さんざんにあらされています。
「ああ。だれが、こんなイタズラをしたんだ? 神さま。こんなイタズラをしたやつを、こらしめてください!」
 ピアンは、神さまにたのみました。
 そして家へかえってから、ふと、いいことを思いつきました。
「そうだ。カボチャ畑にかかしを立てて、イタズラをしにきたやつをおどしてやろう」
 ピアンは、大きなかかしをつくりました。
 でも、かかしだけでは、おどろかないかもしれません。
「こらしめのために、かかしに生ゴムをぬりつけてやろう。そうすれば、イタズラをしたやつは、かかしにぬった生ゴムがくっついて、はなれなくなるだろう」
 ピアンはそう考えると、チューインガムのようにベタベタする生ゴムを、たっぷりとかかしにぬりつけました。
 そして、そのかかしをカボチャ畑のまん中に立てました。
「はてな? あれはなんだろう?」
 そのようすを見ていたのが、森の中から出てきたのは、イタズラもののサルです。
 ふしぎそうにかかしを見ていましたが、だんだん、バカらしくなってきました。
 かかしは人間のように着物をきていても、人形のようにジッとしていて、ピクリとも動かないからです。
「ようし。こうしてやれ」
 イタズラもののサルは、ピシャンと、かかしを手でたたきました。
 すると、生ゴムがベッタリと手について、はなれなくなりました。
「ええい、こんちくしょう」
 サルは、かかしを足でけとばしました。
 すると、足もかかしにひっついて、いよいよ動けなくなりました。
「あーん、あーん、あーん。たすけてくれえ。たすけてくれえ」
 サルは、なきだしました。
 それを、かくれていたピアンがつかまえました
「さあ、つかまえたぞ。イタズラザルめ。おまえがやったんだな!」
「キッキー。おゆるしください。ピアンさま。もう二度とイタズラはいたしません」
「ふん。そんなことで、だまされるもんか。きさまのようなやつは、こうしてやる」
 ピアンは、サルをたたこうとしました。
 でも、サルがあんまりあやまるので、心のやさしいピアンは、サルがかわいそうになりました。
「よし。もう二度としないというのなら、ゆるしてやろう」
「ありがとうございます。ピアンさま。お礼に、おっしゃることならなんでもいたします」
「ふん。大きなことをいうな。・・・でもそれなら、このわしを、お金持ちにしてみせられるか?」
 ピアンは、からかっていったのですが、
「はい。おやすいご用です」
 サルはそういうと、すぐ森の中へかえっていきました。
「おもしろいサルだ。このわしを金持ちにしてやるなんて」
 ピアンは、サルのいうことなどあてにはしていませんでしたが、サルのほうは本気(ほんき)です。
 森のおくのおくにある、鬼のお城まではしっていくと、
「た、た、たいへんだあー!」
と、さけびながら、お城の門の前で穴をほりはじめました。
「なんだ。サルめ。なにをあわてて、穴などほっておるのじゃ?」
 鬼たちがききました。
「そんなのんきなことをいっているときではありませんよ。となりの国の兵隊が、百頭のゾウにのってせめてくるんですよ。だからふみつぶされないようにと、穴をほってかくれるつもりなのです」
 サルが、でたらめをいったので、鬼のお城はたいへんなさわぎになりました。
 みんな、おおあわてです。
「百頭も、ゾウにせめてこられてはたまらない。おれたちも、サルのように穴をほってかくれよう」
「いや、いまから穴などほってはまにあわん。それよりも、お城の井戸の中へかくれよう」
 鬼たちは、みんなで井戸へとびこみました。
「よし。みんなとびこんだようだぞ」
 サルは、いちばんさいごにとびこんだ鬼のあとから、いそいで重い石のふたを井戸にかぶせました。
「さあ、これでもう出られないぞ。ピアンさまをおむかえにいこう」
 サルは、鬼のお城の倉(くら)から、きれいな大きな着物をだしました。
 鬼のおかしらがきる、金色にピカピカと光る着物です。
「そうだ。ピアンさまにのっていただくゾウにも、かざりをしよう」
 サルはゾウのからだを、うつくしい宝石をかざりました。
 サルはそのゾウをつれて、ピアンのうちまでむかえにいきました。
「ピアンさま。ピアンさま。おやくそくしたとおり、ピアンさまをお金持ちにしてさしあげますよ。さあ、わたくしといっしょに、森のお城へおいでください」
 ピアンは、どんなにおどろいたことでしょう。
「ではピアンさま。この着物をおめしください」
「こんな大きな着物はブカブカで、きられやしないよ」
 でも、サルがその着物をピアンにきせるとどうでしょう。
 ピアンのからだは、ふつうの人のように大きくなりました。
 それは、魔法の着物だったのです。
「これはおどろいた。まるで夢でもみているようだ」
「いいえ、夢ではありません。ピアンさまのやさしい心がこうさせたのでございます。さあ、森のお城へまいりましょう」
 ピアンは森のお城で、一生幸せにくらしました。

おしまい

前のページへ戻る

今日は何の日
ミニカレンダー
<<  5月  >>
    1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
福娘のサイト
366日への旅
毎日の記念日・誕生花 ・有名人の誕生日と性格判断
福娘童話集
世界と日本の童話と昔話
子どもの病気相談所
病気検索と対応方法、症状から検索するWEB問診
世界60秒巡り
国旗国歌や世界遺産など、世界の国々の豆知識
- 広 告 -