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5月30日 苧環(おだまき)
断固として勝つ、心配して震えている
キンポウゲ科の観賞用多年草で、高山に自生するミヤマオダマキが原種といわれています。
高さは約20センチメートルで、葉は白色を帯びた複葉です。
ヨーロッパや北アメリカにも自生しており、言い伝えでは強いライオンほど好んで食べると言われて、おだまきには強い力があると信じられてきました。
花言葉の「断固として勝つ」もそこから生まれたようです。
実生で増やします。
株分けも出来ますが株が弱ります。
タネまきは5〜6月で、開花期は翌年の5〜6月。
あまり乾燥しすぎない、よく日の当たる所で、夏の間木陰になるような場所に適します。
苧環に関するうんちく 誕生花うんちくシリーズ(製作 : イラストレーター 夢宮 愛)
静御前が源義経を忍んで詠った歌に出てくる花は?
答え「苧環(おだまき)」
キンポウゲ科オダマキ属。
苧環の名は、機織りの麻糸を巻いた形に似ているためです。
別名「糸繰草(イトクリソウ)」「コランバイン」
フランスでは「聖母の手袋」。
またライオンが好んで食べることから「ライオン草」と、呼ばれていたこともあったそうです。
原産地は、日本、西洋苧環は、ヨーロッパ、北アメリカ。
静御前の詠った苧環(オダマキ)。
源平合戦のさなか。
兄、頼朝の討伐から、義経たちが逃げる途中、山奥で妻の静御前だけがはぐれてしまいます。
捕えられた彼女は、頼朝の前に引き出され皆の前で舞を踊るように命じられます。
都で有名な白拍子だった彼女。
その時お腹には義経の赤ちゃんがいました。
彼女は涙を流しながら舞いを踊り、見事な舞いに気を良くした頼朝は褒美に好きなものを与えるといいます。
その時静御前はこの歌を口ずさんだと言います。
「しづやしづ しづのをだまき 繰り返し 昔を今に なすよしもがな」
「しず、しずと呼びかけてくださったあの方のことを糸巻き(苧環)を手繰るように思い出し続けています。あの時間を今に戻してほしい・・」
頼朝は激怒して手打ちにしようとしますが、妻、政子のとりなしで怒りをおさめたといいます。
その後、生まれた赤ちゃんは男の子だったため、頼朝に殺されてしまったと言います。
その後の静御前の足取りはわかりませんが、彼女の気持ちを想うと涙が出ます。
花言葉は「断固として勝つ」「勝利の誓い」「思い出の恋人」「必ず手に入れる」「あの方が気がかり」「心配して震えてる」
思い出の恋人、あの方が気がかり、心配して震えてるは、静御前と義経の話しから作られたそうです。
オリーブ
平和・知恵
シラー
志操堅固・辛抱強さ
ライラック(紫)
愛の芽生え・初恋
誕生花の女の子 (誕生日占いより) イラスト 「夢宮 愛」 「夢見る小さな部屋」 ※無断転載禁止
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