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6月11日 紅花(べにばな)
装い、化粧
キク科の一年草で、小アジア・エジプト原産。
今日では主にアメリカ産のものを切花用や染料や紅花油採取用とされます。
高さは30〜90センチメートル。
夏になると、紅黄色のアザミに似た頭花をつけます。
日本には古く中国から入り、東北地方(特に山形県)を中心に栽培されています。
名前の由来は、花冠を採集して紅の原料とされたためです。
花の末のほうから咲き、それを摘み取っていくので、昔は末摘花と呼ばれていたそうです。
実生で増やします。
暖地のタネまきは9〜10月、寒地は3〜4月。
よく日が当たり、排水のよい場所に直接播種し、やや乾燥気味に管理します。
開花期は6〜7月。
切り花、ドライフラワー、薬用、食用、染料など、用途の広い草花です。
紅花に関するうんちく 誕生花うんちくシリーズ(製作 : イラストレーター 夢宮 愛)
源氏物語に出てくる真っ赤な鼻の姫君付けられたあだな「末摘花」とはこの花です。
その花の名は?
答え「紅花(べにばな)」
キク科ベニバナ属。
紅花染めで有名な花です。
原産地は、エジプト、中央アジア、地中海沿岸。
日本に渡ってきたのは6世紀、高句麗の僧侶が伝えたと言います。
推古天皇の時代に、染料として栽培されだしました。
別名「末摘花」
源氏物語の末摘花(常陸宮の姫)のあだ名はこの花から来ています。
紅い染料が取れる花→「赤い鼻」
姫君が真っ赤な鼻をしていたことから、源氏の君が付けた名前です。
古い和名は「呉藍(クレノアイ)」といいます。
中国伝来の染料と言う意味です。
英名は「サフラワー」「バスタードサフラン」
古代ミイラの包帯の黄色い色は、防腐剤として、紅花の染料で染められたと言います。
日本では平安時代、今の千葉県で盛んに栽培されました。
明治以降、染料の発達で、衰退していたのですが、現在、色合いの何とも言えない美しさが見直されています。
染料の他には、口紅や紅花油(サフラワー)。
血行促進作用があるとされ、漢方にもなっています。
養命酒にも入っています。
江戸時代には「小町紅(コマチベニ)」の名で製造販売されていました。
また油のススは、墨に利用されたりもします。
花言葉は「情熱的な恋」「装い」「包容力」「愛する力」「あなたは特別な人」
バイモ
威厳・人を喜ばせる
ヒゲナデシコ
器用・ていねい・義侠
誕生花の女の子 (誕生日占いより) イラスト 「夢宮 愛」 「夢見る小さな部屋」 ※無断転載禁止
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