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栽培の歴史はきわめて古く、高さは5〜10メートル。 幹には瘤(こぶ)が多く枝に棘(とげ)があり、葉は細い楕円形でつやがあります。 果実は大きな球形で、果皮は黄紅色で黒斑があり、秋に熟すると裂けて多数の種子を一部露出します。 種皮は生食し、また果実酒を作るのに利用されます。 樹皮は煎じて駆虫剤、材は硬く装飾用の柱などに使われます。 塗林安石国(ペルシア)からやってきたという意味で、安石榴とも書きます。 乾燥した国でみずみずしいざくろの実は、なによりの贅沢だったのではないでしょうか。 挿し木、接ぎ木で増やします。 植え付けは極寒期を除く11〜2月。よく日が当たってやや乾燥する所を好みます。 寒さにも強く栽培は容易ですが、東北や北海道での栽培は困難です。 開花期は6月で果実の収穫期は9〜10月。 果皮、樹皮、花は漢方薬として利用されます。 誕生花の女の子 (誕生日占いより) イラスト 「夢宮 愛」 「夢見る小さな部屋」 ※無断転載禁止 |
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