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2月1日 梅(うめ)
忠実、独立
バラ科サクラ属の落葉高木。
中国原産ですが、日本には古くから渡来し、平安時代以降には、詩歌に詠まれています。
花の色は白・紅・薄紅で、一重咲・八重咲など多様です。
果実は梅干あるいは梅漬とし、木材は器などに利用されます。
「東風吹かば匂いおこせよ梅の花 主人なしとて春な忘れそ」とは、都を追われた菅原道真が、庭の梅の木に別れを惜しんで詠んだ歌です。
接ぎ木で増やします。
果実のできるものを実梅、観賞用で果実の出来ないものを花梅と区別され、目的により品種を選択する必要があります。
植え付け時期は11月から2月の間で、日当たりと排水のよい場所を選びます。
梅に関するうんちく 誕生花うんちくシリーズ(製作 : イラストレーター 夢宮 愛)
江戸時代以降、花見と言えば桜ですが、それ以前の花見と言えば何の花でしょうか?
答え「梅」
バラ科サクラ属
別名 「好文木(コウブンボク)」「春告草(ハルツゲグサ)」「木の花(コノハナ)」「初名草(ハツナグサ)」香散見草(カザミグサ)」「風待草(カゼマチグサ)」「匂草(ニオイグサ)」
江戸時代以降、花見と言えば桜になりましたが、奈良時代以前は花と言えば梅でした。
原産地は中国と言われますが、台湾や日本でも古来から自生していたと言われています。
梅には実がとれる「実梅」と花を楽しむ「花梅」があります。
梅干しにする前の未成熟の梅の種には、青酸が多く含まれており、少量でも頻脈や血圧上昇を起こすことがあるので注意です。
「梅は食っても実(さね)食うな、天神様が寝てござる」という有名な詩があります。
ただ、よほど大量にとらないと死にまでいたることはないようです。
梅の種の中は仁(じん)といい、別名天神様とも呼ばれます。
果実は梅干し、梅ジャム、梅酒、梅酢などにして食べます。
梅干しや梅酒の種の中の天神様は、毒も薄れ、むしろ体に良いと言われます。
百日咳や、のどの痛み、目のかすれなどに効くそうです。
梅干しをお茶に付けてて、そのお茶を飲むと風邪に効くとおばあちゃんに教えてもらったことを思い出します。
中国では紀元前の古くから酸味料として使われていて、塩と共に最古の調味料と言われています。
梅の実を燻製にした「烏梅(ウンバイ)」と言う漢方は健胃、整腸、駆虫、吐血、強心作用、腸内細菌を抑制する効果があります。
梅の実には疲労回復効果があると、最近の研究でも実証されておりおばあちゃんの民間療法も、本当に効果があるようです^^
菅原道真が梅を好んだことから、天満宮の神紋は梅の花になっています。
「大空は 梅のにほひに かすみつつ くもりもはてぬ 春の夜の月」 藤原定家
「春もやや けしきととのう 月と梅」 松尾芭蕉
花言葉は「上品」「上品な美しさ」「気品」「高潔」「忠義」「澄んだ心」「約束を守る」「美と長寿」「忠実」などなどです。
サクラ草
若い時代と苦悩
マーガレット
心に秘めた愛・誠実・貞節
誕生花の女の子 (誕生日占いより) イラスト 「夢宮 愛」 「夢見る小さな部屋」 ※無断転載禁止
4kサイズ(2880×2160) 全身4kサイズ(2160×2880) 塗り絵(2880×2160) 塗り絵全身(2160×2880)
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