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2月26日 スノードロップ(snowdrop)
慰め、希望、まさかのときの友
ヒガンバナ科の観賞用植物で、地中海西部からカフカスに約20種分布しています。
「雪のしずく」という名前がぴったりの花です。
純白の花は清浄の象徴とされ、カトリックの行事、聖燭節(2月2日)にはこの花が飾られます。
球根で増やします。
植え付けは10月、開花期は2〜3月。
草丈は20cm前後。
やや粘質で、しかも排水のよい腐葉土を含んだ場所を好み、夏の間直接日光の当たらない木陰を選ぶことが大切です。
スノードロップに関するうんちく 誕生花うんちくシリーズ(製作 : イラストレーター 夢宮 愛)
ロシアの劇「森は生きている」で、ヒロインが女王様から摘んでくるように命令された花は?
答え「スノードロップ(待雪草)」
ヒガンバナ科ガランサス属(スノードロップ属、マツユキソウ属の総称)
和名 待雪草(マツユキソウ)
別名 雪の雫、スノードロップ、待雪草、雪の雫、どの名前も素敵です。
美しい雪の化身のような花です。
原産地はヨーロッパ南部、コーカサス地方です。
修道院の庭でよく育てられたために、今でも古い修道院の跡地に自生していることが多いそうです。
聖燭節(セイショクサイ)〈キャンドルマス〉
キリスト教の祝日の日にボウルにのせて家に持ち込むと、家が清められると言われています。
「スノードロップの伝説」
エデンの園を追われたアダムとイブが、雪の舞う中、寒さと絶望で嘆き悲しみ震えていると天使が現れ「暖かい春は必ずやってきます」と、雪にふれるととけた雪の雫が、スノードロップの花になったということです。
ただし別の伝説も・・
恋人の死を知った乙女ケルマは恋人の傷の上に、スノードロップの花を置きました。
スノードロップを置いた途端、恋人の体は雪のかけらに変化したということです。
この伝説から、イギリスのとある地方では死を知らせる不吉な花とされています。
この花を異性にプレゼントするのは「あなたの死を希望します」という意味になるそうです。
そういう伝説から、その地方では家に持ち込むことを忌み嫌うといいます。
またロシアの詩人マルシャークの劇
「森は生きている」では女王がヒロインに真冬の森でスノードロップを摘んでおいで!と、無理難題を押し付けることから物語は始まります。
幼いころに両親を失い、愛を知らない孤独な少女女王。
同じく両親を失い継母と義理の姉に苛められている孤独なヒロイン。
マルシャークはこの花にどんな意味を込めたのでしょうか?
「死」あるいは「希望」?
大好きな物語の一つです。
花言葉は「希望」「初恋の溜息」
地方により「あなたの死を望みます」
美しい清廉な花ですが花は森に置き摘んで家に持ち帰ったり人にプレゼントするのはやめた方がいいかもしれません。
(曲解してしまう人もいるかもしれないので**)
同じ科の彼岸花もそうですが、美しすぎる花は野に咲いているままがいいのかもしれません。
フクジュソウ
悲しき思い出・永久の幸福・
ローダンセ
温順・光輝・飛翔・情にあつい
誕生花の女の子 (誕生日占いより) イラスト 「夢宮 愛」 「夢見る小さな部屋」 ※無断転載禁止
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