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1月4日 水仙(すいせん)
自己愛
ヒガンバナ科の多年草で、地中海沿岸原産。
古くシルクロードを通って東アジアに渡来しました。
日本の暖地海岸にも自生化しています。
清らかな姿と芳香が仙人のようなので、水仙と呼ばれています。
学名のナルキッススは、この花に姿を変えたギリシャ神話の美青年ナルキッススに由来しています。
球根で増やします。
植え付けは10〜11月。
開花は種類により異なりますが1〜4月ごろ。
日当たりと排水の良い場所であれば、特に土質は選びません。
植えっぱなしで毎年咲きますが、数年に一度は植え替えた方が良いでしょう。
水仙に関するうんちく 誕生花うんちくシリーズ(製作 : イラストレーター 夢宮 愛)
ギリシャ神話で泉に映る自分を好きになりその場所を動けなくなったまま衰弱死をした美少年ナルシス。
彼の死んだ場所から咲いたという花は?
答え「水仙」
ヒガンバナ科、ナルシサス、ナルキッサス属の球根植物です。
原産地は南ヨーロッパ、地中海沿岸
イギリスの国花です。
日本には平安時代に入ってきました。
水仙の名は漢名からそのままつけられました。
水辺を歩く仙人という意味です。
「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という古典によります。
別名「雪中花(セッチュウカ)」「金箋銀台(キンセンギンダイ)」
(銀の台に金杯をのせたような花の形から)
英名は属名と同じ「ナルシサス、ナルキッサス、ナルシス」
こちらはギリシャ神話の、自己愛の強い美少年ナルシスからという説と、水仙は全草に毒があることから「昏睡」「麻痺」「死」を意味する、ギリシャ語の「ナルケー」が語源と言う説の2つがあります。
美少年ナルシス自分を愛するあまり、彼を好きになったたくさんの女性やニンフや女神を袖にしていたナルシスは神の罰で、泉にうつる、自分の姿に一目ぼれしてしまう。 泉に映る美少年に焦がれ、その場所から離れられず、ついには衰弱死してしまいます。
しばらくして、泉のほとりにナルシスの化身の花、水仙が咲いたということです。
そして今でも頭をたれ、自分の姿に見惚れていると言うことです。
このことから、自己愛の強い人をナルシストいいます。
先に記述した通り水仙には全草に毒があります。
毒成分は「リコリン」「シュウ酸ナトリウム」など。
特に茎部分に毒性が強く、ニラやネギと似ているため、間違えて料理して食中毒を起こすこともあるそうです。
症状としては、接触して皮膚炎、悪心、嘔吐、下痢、頭痛、昏睡、低体温など。
人間よりは、散歩中の犬が食したり、水栽培の水を猫が飲んでしまったりの、中毒事故が多いようです。
気を付けましょう。
もちろん赤ちゃんにも注意です。
肌が弱いと、さわるだけでもかぶれます。
(ほとんど初期に吐き出してしまうので、人も猫も犬も、大変しんどい思いをしますが死に至ることはまれなようです)
花言葉は「自己愛」「愛にこたえて」「私は美しい」「エゴイズム」「気高い」「神秘」
などです。
デージー(白)
無邪気・自然の喜
ヒヤシンス(白)
心静かな愛
誕生花の女の子 (誕生日占いより) イラスト 「夢宮 愛」 「夢見る小さな部屋」 ※無断転載禁止
4kサイズ(2880×2160) 全身4kサイズ(2160×2880) 塗り絵(2880×2160) 塗り絵全身(2160×2880)
誕生花なぞなぞ 1月4日 美少年ナルシスが死んだ場所から咲いた花は?
なぞなぞ ヒント 答え
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